今、なぜプレカットなのか?
Kaifu Precut Technology


「木の家」と大工職

 
 1998年現在、10年間で20万人もの大工職人が定年又は職を捨てる状況になってきており、あと10年後には絶望的な状況が私たちを待ち受けています。
 私たちのこだわる「木の家」にしても、材料は自分たちで木拾いし、構造材の加工まではできますが最終的には大工職に全てまかせるほかにないのです。これまで、化粧構造材の加工には膨大な時間と汗の結晶と忍耐が必要でした。40坪ぐらいの住宅ですと、二人で約20日前後の時間を要します。この時間の中で、実は半分以上が単なる肉体労働なのです。棟梁大工の本領は、木の性質を読みとることです。
 ならば、後の加工は機械にまかせるべきなのです。現在のプレカット加工機械は精度においても十分に応えてくれます。良い住宅を作るためには、人の目と手をかけなければなりません。しかし機械にも優れたところがあって、その両方が今必要とされています。
 プレカットは大工の仕事を奪うと誤った考えをもたれていますが、実はその逆なのです。古来よりの優れた技と新しい技術との融合により私たちの目指す「日本の新しい民家」は誕生するのです。
 そこを理解していただければプレカットは、今後の社会で大工職の力強い武器になるといえるのです。

従来工法 プレカット工法
設計 約5時間 約5時間
木びろい 4時間 --
部材発注 1時間 1時間
段取り 2時間 2時間
墨つけ 50時間 --
加工 195時間 7時間
上棟 8時間 6時間
時間総計 256時間 21時間
作業時間比率 12 1

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