〜仲多度郡(まんのう・琴平・多度津) |
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まんのう町大口1010 |
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R32号から満濃池方向へ700m先右折 |
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讃岐のうどん店を巡る者は、だれしも一度は山内に向かう林のトンネルをくぐり抜けることになる。そして忽然と現れるこの店構えに感動するのである。薪で炊き、山の水で締めたいかにも手作りっぽい不揃いの麺は、口中で一種のハーモニーを奏し、えもいわれぬ快感となる。お手頃な秘境の店として、もはや有名になりすぎた感があるが、願わくばいつまでも自然な田舎臭さを失わないで欲しい。客の急増に対応すべく、最近店が拡張され、トイレもできた。メニューは始め「かけ」「しょうゆ」「ゆだめ」「そば」だったがいつのころからか「あつあつ」「ひやあつ」に変化した。小200円〜。比較的営業時間が長いので、混雑が予想される土日祝日は朝イチか2時以降に行った方がいいでしょう。ただし、玉切れ終了にはご注意。 |
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あり |
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まんのう町川東1490 |
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ビレッジ美合の近く矢渡橋の下 |
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ご存じ米穀店という名のうどんやさん。おばあちゃんとおばちゃん(最近はお孫さんまで)が丹精込めて打つ麺のしなやかさとシルクのようなきめの細かさは、とても言葉で言い表せない。あえて表現するなら「谷川風」とでも言うしかない絶品である。「ぬくいの」または「つめたいの」に醤油をかけてこれで120円也。メニューにはないが「ぬくいの」に玉子を入れてもらうともっとうまい(最近メニューに入った。一個30円だから、計150円の釜玉。ちゃんとした店舗では最安値か)。ここ数年、行列がすごくなってきたが、無理せずにマイペースを維持してほしい。看板もなく、道路からは屋根だけが見えるこの店を周囲に漂うオーラだけで発見できたら穴場通の第一歩。名物とうがらしは、ちょっと恐くて未だ試せず。混雑予想日は、できれば開店20分以上前に並ぼう。(GWには11時前に玉切れ終了となったケースもある)ところでこの店、「tanigawa」でなく「tanikawa」だったって、知ってた? |
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まんのう町川東276 |
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R438から中央公民館越して川を渡り右上 |
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挑戦三度目にして、やっと行けました。なるほどディープ。入るなり何人?と問われる。たぶん似たようなツアー団体客がよく来るのだろうな。おもむろに戸棚から醤油、味の素etcセットを出してもらいいただく。箸は三本しかなかった(01年当時)が新品である。やや不揃いだがエッジの立ったストロング麺。好みです。純粋製麺所にしては珍しく、手動の麺切り機@年代物。その下にはかなり使い込まれた砥石が数個。ひっそりとして、それでいて生活感のぎっしり詰まった雰囲気。このまんま屋島の四国村に移築保存したい。 ここで一玉120円。卵を付けて150円。原則無休だが、誰もいないときもある。06年、映画「UDON」オープニングに出てくる店として知られるようになり、店も一部改装された。 |
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あるようなないような・・ |
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仲多度郡琴平町 |
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琴平郵便局前 |
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JR琴平駅から金比羅宮に向かう道筋にあって、さぞかし観光客も多かろうと思いきや、地元の常連客も負けてはいない。近くの高校生とみられる一団がやってきて、口々に「かけちくしょう!(かけうどんの小に竹輪の天ぷらを載せたものの意らしい)」などと符丁で注文するのを目撃したことがある。この町にも、いわゆる生活者のうどんはちゃんと存在するのだ。 |
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なし |
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仲多度郡琴平町154 |
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琴平高校前 |
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ユニークな極細麺のざるで有名な店。見た目には更級そばをひときわ白くしたような感じ。いつでも待たせずに茹で立てが出せるようにとの心遣いから始めたらしい。細うどんはのびやすく、またのびたときの食感の悪さと言ったらとても太麺の比ではないのだが、この店ならいつも新鮮大丈夫というわけだ。細いなりに独特のコシがあり、ほのかな小麦粉の香りのするタイプ。この手の食感が好きな人にとっては絶対レベルは高いです。ざる450円。若干観光地価格か。ふつうの太麺もある。 |
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店周辺に契約pあり |
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仲多度郡琴平町榎井13-6 |
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R32号マルナカの東の信号を南へ |
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琴平町というところは、町を南北に縦断するJR線をほぼ境に「旧琴平地区」と「旧榎井村」に分かれる。旧琴平の方はやはり観光の町で、うどんの値段も高くどこかよそよそしい店が多いが、旧榎井村には隣接する満濃町あたりと区別がつけにくいのんびりした雰囲気が残されているように思う。国道から入った細いながらもちゃんとした道路に面していながら、入り口はわかりにくい路地の側にある。もうそれだけで嬉しくなってしまう。地元で日常的に愛される店にとって、商売上のセオリーなどあまり意味を持たないのだろう。店内は大衆食堂の雰囲気。特になにがどうということはないが、肩のこらない、何となくいい店、いいうどん。かけで200円くらいだったような記憶。間違ってたらごめん。あの巨大ゲソ天で知られる「藤原屋」はこの近所。ぶっかけマヨネーズには驚き。 |
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最近近くに出来ました |
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琴平町下櫛梨1020-5 |
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宮武の西の信号を北へ |
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お盆を持ってコンベア式に移動するタイプ。初めて訪れたときは麺の切れ目で10分待ち。一応ラッキーなことではあるが、セルフ店の場合客の入りと麺の茹で上がりはなるたけ同時進行が望ましい。坂出・彦江を彷彿させる均質もちもち麺が特色。出汁もまずまずといったところで今後に期待できるとは思うが、あとは店と客とが長年にわたって構築したオーラのようなものが伝えられるかどうか、であろう。かけ170円 ぶっかけ200円(薬味込み) 天ぷら80円 |
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あり |
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琴平町上櫛梨1050-3 |
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R319号善通寺市大麻の出光GSを東 |
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元祖針の穴場。この店を発見してからもうニ十年にもなる。あのころは看板ももっと小さくて見つけにくかった。今の看板はたしか三代目になる。自分にとって穴場うどんの旅はこの店が原点と言ってもいい。「さぬきうどん」って、どんなうどん?って聞かれたら「宮武のようなうどん」と答えて、ある意味間違いではないと思う。駐車場が出来、値段も上がったが、初めて食べたときの感動は今も変わらないな。まずい店にあたった後は迷わずここで口直しをさせてもらう。「ひやひや」「ひやあつ」についてはもう説明する必要もないだろう(私はあつあつ専門だが)。かたくなに包丁切りにこだわる大将、脱帽もんです。ゲソ天も健在だが、個人的にはカレー味の串カツが好きだった。08年よりかけ250円に。複数の注文をしたときの対象の暗算の速さは讃岐うどん界で屈指。 |
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琴平町五條334-4 |
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R32号JR越えの陸橋の下 |
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比較的大きな看板があるが、すぐ目の前か、陸橋の上からしか見えない。目立たない立地だけに、琴平の一般店としては好感度が高い。厨房を粉だらけにしておじいちゃんが打つ太麺はしっかりと食べごたえがあり、夕方になっても麺に力強さが残っていた。200円くらい。 |
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店頭 |
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琴平町177-2 |
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琴平小と百十四銀行の前の路地入る |
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究極のヒネリのない店名にして路地の穴場。金比羅さん参道からほんの少し離れただけでこんなにも静かでひっそりとしたスポットがあるかと思う。女性店主1人の店でやってます。名物「あっさりうどん」は、なめ茸(?)と大根おろしの乗ったぶっかけ。やや甘めの出汁がほんとにあっさりして美味・・・いや、そんなことはどうでもええ(ええことないか)。少し時間を外してこのひっそり感を味わいましょ。 |
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表通りに契約P |
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まんのう町炭所吉野1298-2 |
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まんのう公園入口信号から北1km |
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元祖「しょうゆうどん」である。本来ならこの店以外「しょうゆうどん」の名称は使えないのである。まあ、そうはいっても、もう収拾がつかないところまで行ってるが。うどんにただ醤油をかけただけのものを(実際には薬味が乗るが)讃岐観光の必須メニューにまで高めた功績は計り知れない。小縣家が「県外の客を連れて行くにふさわしい」形で「しょうゆ」を広めたことが、いわゆる製麺所巡り(My醤油・Myどんぶり持参)を抵抗のない物にしていったのではないかと、ひそかに考えている。客が自ら大根をおろすシステムもあいかわらず。(みんな、手洗ってるかい?)冷水でキュ〜ッと締めた麺の堅さは他の追随を許さない。その善悪は別として「さぬきうどんは固コシ」とのイメージを定着させたのも事実であろう。「長田」と比較され成長してきた店だが、近年は他の名店を評価する基準点になりつつある。 |
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店頭 |
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まんのう町公文839 |
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丸亀から県道4号を南満濃町境より右 |
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ソファーや炬燵に座って食べる店。どうみても一般家庭の居間である。食後にソファーで昼寝をして帰った郵便屋さん(?)を目撃したこともある。これをアットホームととらえるか、見知らぬ他人の家に上がり込んだ気がして緊張しまくるかは、人それぞれだろう。断面が楕円形のまっすぐな麺。手打ちには違いないがどこか乾麺に似た食感の評価も人それぞれ。実際に体験してみるしかないだろう。冷やし系の方が麺がしっかりしている。宮武と同じ大ゲソ天が人気。しかも80円だし。 #最近店内が改装され、週休4日が2日になり、県道沿いに進入看板が出来た。行きやすくはなったが、若干怪しさがダウンしたといえなくもない。 01年4月再訪。あれれれ、美しくエッジの立った四角い細麺になっている。丸亀浜っこタイプで結構イケてます。ぶっかけ200円にはカツオどっさり。出汁あっさり。ソファーが無くなり、若干一般店らしくなったとはいえ、わずかに民家の食卓の雰囲気が見え隠れする。 |
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2、3台 |
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まんのう町四條416-1 |
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満濃四条(旧役場前)の信号南へ約1km |
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怪しげな店ばかり回っているとつい忘れがちになるが、忘れてはいけない店の一つ。そして忘れかけた「うどんの基本的な旨さ」を思い出させてくれる店。 まず麺を冷、温、湯だめの三種類(170円)から選び、天ぷらをチョイスして代金を払う。続いてポットに入った四種類(熱いかけ用、冷たいかけ用、熱いつけ用、冷たいつけ用)の出汁を入れ、レモン、生姜、葱、天かす等の薬味を乗せていただくのが、基本的な段取り。このとき出汁をブレンドするのが常連のやり方。たとえば「かけダシ」が薄いなと感じたら(正直言って麺が太めなのでやや薄く感じる)「つけダシ」を少量加えてみるとちょうど良くなるという寸法。このブレンド出汁と薬味の組み合わせによって、世界でただひとつの「マイうどん」が完成するのだ。麺は太く、小でも結構量があり、天ぷらも大きいのであまり欲張らないこと。店内に貼られた「山下まい画伯」の作品は見ていてほほえましい。(のちに撤去) |
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店頭にあり |
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まんのう町炭所西1495-10 |
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まんのう公園入口信号を東、土器川左岸沿い |
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幟は道路からいっぱい見えるのだが、肝心の店はちょっと見えにくい。駐車場にえらく車が止まっているな、と思ったら病院のだったりで、これが正しい満濃のうどん屋スタイルである。一部報道によると「麺を打つとき店が揺れる」そうだが、まだお目にかかったことはない。結構早い時期におじいさんは打ち終わって縁側でくつろいでいるようだ。細目のなめらかな麺に、生姜のきいた古典的な濃い目かつあっさりなダシ。季節の天ぷら50円! |
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店頭にあり |
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まんのう町吉野1290-1 |
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満濃大橋の南500m小縣家はす向かい |
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釜揚げと冷やしのみの専門店。古くから讃岐を代表する名店。はじめにレジで注文し支払いを済ませてから席に着く。繁忙時には食券が渡される。ダシ入れとお茶の茶碗を間違えないように。 |
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店頭 |
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まんのう町東高篠1094-3 |
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R32号四条信号または鳥居から北に約1k |
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元々はこぎれいな一般店タイプだったのが、地元の常連客に愛されるうちいい感じに枯れてきた。先日訪ねた頃は周囲一面「麦秋」状態であった。「ざる」をいただいたが、やや細めながら麺自体に質感と勢いがあり悪くない。つけ出汁は椎茸の風味が前面に出た濃いめタイプで、これにネギとわさびが付く。人によっては好き嫌いがあるかもしれない。他のメニューも試してみたい有望店である。店のレイアウト上、先にオプションを取りつつうどんを注文すると手っ取り早い。 |
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店頭 |
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多度津町青木565-2 |
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ジャングル風呂というのはよくあるが、ジャングルうどんは聞いたことがない。謎の温室の中で食べるうどん、土の香りのする店だ(意味違うか?)。香ばしく、透き通った薄味タイプの出汁がすばらしい。夏の時期どうやって暑さをしのいでいるのか、こわいもの見たさで行ってみたい気がする。揚げ物類の種類多し。システム的に先払いらしいが後払いで帰っていく常連も。かけ250円。手のひら大の鳥天100円。 |
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店頭 |
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多度津町栄町1-6-17 |
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多度津駅から多度津工高東の道に入る |
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目立たない立地、看板のない(のれんあり)外見、きちゃない(失礼)店内、かけと醤油とカレーうどんという三段落ちメニュー、庶民的なおばちゃん、無口な御主人、透きとおってうまいダシ、段ボール箱に放り出された堅い竹輪天、塗り箸、そしてそれらを支える地元の人々。理解しやすい標準的怪しい店(どんなんや)としておすすめ。 |
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店横 |
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多度津町東白方30-8 |
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浜街道沿い日本建装前 |
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こじんまりした感じのいい製麺所付き一般店。メニューに「かけ」はなく「かやく」230円になる。なるほど小さな三角の卵焼き、竹輪、赤板がトッピングされてかわいい。出汁はいりこの香ばしい香りでなかなか良いのだが、麺がいくらか雑な感じがした。早朝から営業している。おでん60円。全店制覇本によれば「冷やし系がグー」とのことなので今一度試してみたい。 というわけで、再訪。冷やし、醤油はメニューにはないが、注文すれば作ってくれる。バランスのとれた結構なお味でした。上に麺が雑と書いたが、冷やしの場合適度なワイルドさに変わってグウ。よって、ワンランク評価アップである。でも、おばちゃん、あんまり生姜入れすぎないでね。 |
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店前 |
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最終更新 |
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