月記6

2003年3月〜

日記だと毎日書かにゃいかんような気がしたので月記にしてみました。
日付は入れてませんが上に行くほど新しくなります。
更新の遅れはかんべんしてね。
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2003年6月

 高松市「つるや食堂」。と言っても知らん人多いんでないかね。実はここは高松競輪場の中の食堂。入場料50円也。競輪場に入るのは20年以上前に小田原競輪でガードマンやって以来。あのとき見かけたソバ屋では、セイロに並んだまま外にうっちゃられていた麺が小雨に打たれて悲しげだったのを記憶しとりますが・・・。場内を一周すると、結構な数の店がありまして、丸亀競艇よりにぎやかですな。ほかにもうどんやってる店はあるようですが『全店制覇』掲載はここだけ。普通ここにうどんだけ食べに来る客はないだろうから、載ってる方がどうかと思うんですが。とりあえず入店。フツーのセルフ店と変わるとこないですな。しいていえば、あちこちに競輪場のポスター貼ってあるのが斬新かと・・・演歌歌手とかダンジリのポスターべたべたの店結構あるけどなー。あの山内にしても改装前は怪しげなポスターだのペナントだのあったし。で、「かけ」400円にかき揚げ天200円をトッピング。街中の一般セルフの倍の価格だが、けっこう量多いし、営業日も限られてる(当然競輪開催日のみ)し、一回の食事代としては高くはないです。でもって、麺がなめらかでしかも力強い、出汁がしっかりしてる。場所柄からの連想でもないけど、おっちゃん好みのうどんではなかろうかと思う次第。確かに競輪場名物だけのことはあります。
 志度
「牟礼製麺」。正確にはさぬき市なのだが、志度のほうがしっくりくるよなあ。国道沿いの、デビュー当時は観光客ターゲットの、そこそこ綺麗だったんだろうと思われる店構え。いまや店頭のサンプルが日焼けし、完全に地元客の意識と一体化している模様。柔らかめの中細麺。昆布主体の黄色っぽい出汁。製麺所としても稼働しているらしく中華、日本そばもあり。かけ180円は、安い方か。
 高松
「藤乃屋」。旧街道沿い老舗風地元密着店。ザル250円? 「たまり」と「かえし」を使ったような黒くなめらかなつけ出汁。麺は側面に筋の入ったプリプリタイプ。今風じゃあないね。たぶん昭和50年代のトレンディー。
 国分寺
「一乃家」。中心部から細い道ちょっと入ってAコープ(JA系のスーパー)とか産直品売ってる所の前。かけ150円、一般店としては安い方。柔らかめの麺。
 高松
「得得」。う〜ん、伊予三島ダイエー横にあったときは何度か行ったなあ・・・。本部は大阪だったかな、全国チェーンのうどんファミレス。2玉、3玉でも同じ値段(メニューによる)というが、ざる、釜揚げで4〜500円するので、お買い得感はさほどない。ていうか、この価格が普通なんでしょうけど。もう一つのウリが豊富なメニュー。丼やなんかとセットもの、変わりうどんがわらわらとお品書きに乗っかっている。「野菜いっぱいうどん」をいただく。トンコツ仕立ての出汁(というか、スープだよな、これは)チャンポン麺のうどん版みたいな感じ。さすがにバランスよくまとめてある。

麺は均一な堅さのやや太麺、ムラの多い讃岐の感触とはなんか違うみたいだ。変化球タイプにはこの方が無難にあうのかも知れないが。

 


 丸亀市「太郎どん」。満濃から丸亀に向かう道筋に新規オープンの店。店の裏表に大きな文字が書かれ、とってもわかりやすい。店内も明るく清潔感漂い、いつものうどん屋さんじゃないみたい(^_^)。噂ではあの「凡蔵」さんの系統だそうで、となると冷たい系が得意なはず・・・と読んであえて「かけ150円」プラス「ゲソ天100円」を注文、いぢわる・・・。いいうどんです。麺も出汁も素材が高品質であるのが伝わってきます。ゲソ天でかいです。厨房の雰囲気も明るくていい感じです。ウォータークーラーの傍らに、出汁取ったあとの昆布が「ご自由にお持ち帰り下さい」してました。点数つけるとかなりな高評価ってことになるんですが、ただ一つ、これが「さぬき標準」かって言うと何となく違和感感じるんですね。いわゆるバザー系うどんの味、麺はのびてるわ、出汁は家庭の味か市販品レベルだわ、でも妙に両者が馴染んで郷愁を誘ううどんってあるんですね。客の多寡にかかわらず、長年しみじみとやってる店によくあるタイプ。そういうのとなんか対局にあるような気がしてならんですな。麺と出汁が互いに主張しあってるような。ま、新しい時代のタイプといえばそういうことでしょう。
 多度津町
「寿美屋」。丸亀に同名の前衛的な店があるが、こちらは多度津駅前路地裏のクラシックなお店。お好み焼き併設店で、鉄板の縁でうどん食うスタイル。↑で「太郎どん」についてくどくど書きましたが、その対局型ですねこちらは。で、どっちがハイクォリティであるかと言えばまあ、あっちなんですが、どっちが好きかと言われたら、う〜ん迷うよなあ。

 


 小豆島シリーズ第一弾
 9:30発草壁行きのフェリーにて出発。フェリー内売店にてうどんコーナー発見するも今回予定外ということでパス。うどん・ソバ360円、天ぷらうどん500円、月見・キツネ・ワカメ400円。
 
「三太郎内海店」。草壁港の駐車場に隣接するこぢんまりした店。特に観光地っぽいところはなく、エーゲ海かなんかをイメージしたと思われる駐車場のゲートとの対比が痛ましい (^_^) 。待つことしばし、奥でトントン麺を打つ音が聞こえる。生うどん、天かす、出汁等の販売あり。天かすを香川本土に買って帰る人はいないだろうから地元用なんでしょう。かけ420円を注文、他に釜揚げ570円、天ぷらうどん890円と、やや高め、というか、このあたりでは標準価格らしい。写真のとおり全く素のうどんにネギ、生姜が別皿。全体に均整の取れた中太麺。微妙にぬるぬる感ともちもち感。軽めの麺である。出汁の色はやや濃い。小豆島といえば醤油が特産、特にこの草壁からほど近いエリアに集中しているが、当然その辺のブランドを使っているんでしょう。中西讃あたりのまったり醤油とは違い、薄口とはいえ濃口に近いシャープな味の出汁に仕上がるようです。
 
内海町「瀬戸」。普通に明るい外装に比べて中は古典的小料理屋風。「さぬき手打ち麺保存協会」のプレートが目に入る。かけ270円と安め。海苔が載っているのが珍しい。「たぬきそば」400円は天かすではなく刻んだ油アゲ入りで、これは讃岐うどん文化圏をはなれ関西文化圏を意味するのか? ここもやや色濃い出汁、麺柔らかめ。
 
内海町「すえ宏」。セルフうどんか大衆食堂のような雑然とした店内。目測で約50席。島内では広い方だろうと思われる。傍らに「橋本龍太郎」「松崎真(笑点の座布団運びの人)」らのサインが並ぶ。見かけによらずVIP向けの店だったんだろうか。「持ち帰り用自家製冷凍麺」あり。かけ280円。これも自家製冷凍麺なのだろうか細めの縮れ麺。ツルツル食感良し。出汁はカツオ系か。おでんの大根が ー○○○- ←こんな感じに串に刺さっていたのがなんかおもろい。
 
内海町「さぬき庵」。ここまでの三店に比べると新しめの店舗。メニュー的にも「ぶっかけ」等の比重が高い。噂の冷やしカレーうどん600円をいただく。たしかこのメニュー、島内にもう一軒あったと思うがピンスポットでトレンディーなのか? うどんだけ取って一口。堅めの「なかむら」タイプ、グミ系麺に驚愕。これむしろシンプルな出汁醤油だけで充分美味いかもしれん(と、あとから思う)。というか、冷たいカレーの肉の脂が白く固まってちょっと辛かったんで。全体的にはぬきんでて良かったです。
 
一軒お休み中・・・・・
 
土庄町「夕陽亭」。土庄といっても港の方でなく、北側の海岸と怪しげな巨大観音様を見下ろす高台に位置する。小綺麗な観光地仕様の店舗。名物「タコ天ざるうどん」1000円をいただく。やや太めのオーソドックスなうどん。なにげにかな泉の天ざるを思い浮かべたけど、まあ、あんな感じですな。値段は高めだけど。肝心のタコ天はちょっと堅かった(^^ゞ
で、その後休業中だそうです。
 
池田町「松亭」。駐車場と店舗の間が明確な仕切のないまま庭になって、たぶんこの店のシンボルであろう松の木が枝を伸ばす。この時点で2時すぎ。休憩モードに入っていたのか、照明落とし気味の中でおばちゃんが一人佇んでいた。「生しょう油うどん」550円。写真で見るとおり、太めの麺の上にはキュウリと花形の人参、ゴマ。陶製おろし金の上にスダチと大根おろし、ネギが別添え。で、出汁猪口に特製しょう油。100円では出来ないビジュアル系しょう油うどんではある。時間が時間なんで、いくぶんぬめりも出て柔らかめにはなっていたものの、さわやか風味で美味しくいただけました。しかし、ここで6軒目だけど量多かったなぁ・・・。
 
土庄町「寒露うどん」(国道店)。「笑点」な店(謎)。かけ300円。島の醤油らしく、やや色濃い出汁。柔らかめの中細麺。量はそれほど多くない。時間的に居酒屋モードに切り替わりつつあった。

 


 「屋島ドライブウェイ直営食堂」。ドライブウェイ(有料)を登り切った駐車場の一角。通行料往復610円、名物「屋島うどん」600円。ついでに「飯蛸おでん」300円。町中で店を選べば2〜300円のところを1510円也、あいかわらずおバカな日々(^^ゞ。太めの麺にカツオ出汁、アゲと蒲鉾、肉厚の椎茸、ネギがのってます。まあ、これはこれでいいかな。こんなところで大衆セルフ店でもないでしょう。飯蛸はよく煮えて柔らかいです。
 牟礼
「六六庵」。八栗山のロープウェイ登山口駅の向かい。八栗寺は八五番札所だけども本店が六六番雲辺寺登山口なのでここも六六庵。六角形のログハウス風建物も雲辺寺店と同じ。熱いい日差しの中で木陰の涼しさを感じる。基本的にはソバが主体なんでしょう。うどんは全体に無難な仕上がり。
 高松
「弥次喜多」。高松サティ内のテナント。基本的には坂出店と同じ。入り口横にサービスで生卵が置いてあった。(気づきにくい場所だったけど)
 香川町
「山進」。Yの字の看板が光る。(この直後閉店につきコメント省略)
 
「府中湖PA下り」。湖に鴨がいるのか、近くに「加茂」という地名があるからか「鴨うどん(蕎麦)」がおすすめなんだそうで。早速いただく500円。いわゆる「鴨なんばん」みたいなもので、炙った鴨肉とねぎがのっかっているうどん。鴨はちょっと堅かった(一鶴の骨付鳥にくらべりゃ、まあ)が噛みしめるととってもジューシー。そういや、讃岐人は普段うどんばっかし食ってて、あんまり噛まないから、その他の食べ物(骨付鳥、瓦せんべい、熊岡の固パン・・・)で歯の矯正するってギャグがあったな。なんにせよ、ありそうでなかったメニューで、よろしかったですぅ。

 


 県庁西「番丁」。場所柄昼時には大混雑になる店だが、開店ジャストの10時には閑散として、おにぎりやイナリを仕込むおばちゃんたちに埋もれて「かやく」をいただく。やや太めの麺に昆布のきいた透明出汁。なにげに居心地良し。セルフにすればピーク時にもっと客数さばけそうなもんだが、この付近でも有数の老舗、オフィス街の地元密着店といったところだろうか、と、勝手に判断。時節柄、名物のしっぽくは無く、また寒くなったら再チャレンジしたいと思います。
 
「かな泉紺屋町店」。紺屋町店といえば1Fのセルフが一般的だが、その2Fの方。落とし気味の照明に黒く大きいテーブル。うどんすき用にかコンロが仕込まれていて、ステーキ&しゃぶしゃぶの店かと思う重量感。その格調に負けて「天ざる」を注文。(かけ小とか言いにくいぞ) 芋、玉葱、シソ、カボチャ、海老*2。さすがに美味い。これで1050円というのは、一般和食店の天ぷら定食と比較すればかえってリーズナブル。お昼の接待にうってつけだろう。一般は下で食うけど。
 
「黒田屋西インター店」。この系列ではもっとも広く明るい雰囲気の店舗。「水炊きうどん」とか、拡大メニューが目立つ。微妙な安定感。昼間なら量の多いのもまたよし、と。
 坂出
「モリタ」。坂出から大越経由で高松に向かう途中、ひっそりと佇む(たぶん)地元密着系の店。入り口横にはうっすらとスーパーの看板の痕跡が見られる。中は凧なんか飾っていたりして民芸調(高松〜坂出間になぜか多い気がする)。キツネうどんいただく。このアゲがでかい。でもって厚い。薄い厚揚げ(どんなんや)というか、自家製もしくは特注なんでしょう。田舎系の素朴なやや色濃いめの出汁、柔らかめの麺。立地考えるに、ここも地元密着型なんでしょう。
 あと、パチンコ屋付属店。ここにも神棚風に日高昆布が祭られて・・・。

 


2003年5月

 「こんぴらや参道店」。こんぴらさんの表参道、785段の石段にさしかかる手前の重厚な趣の店。店頭では土産うどんの声かけ販売中。しょうゆうどん500円。工場店なら100円(ただしかやくなし)なのだがそれはともかく、暖かい麺にネギ、生姜、天かす、そして花カツオがてんこもり。これにだし醤油をかけていただく。若干ぬめりのある太麺。カツオが上物なのか全体をリードしている。もともとおやつ感覚のしょうゆうどんを、讃岐名物として観光地で売り出すとこう進化するのだろうな。ネイティブ讃岐人なら「しょうゆうどんて、こんなんとちゃうで!」というかも知れないが中途半端な隣県人としては「まあ、これもありかな」といったところ。ちなみにこの店、香川県生麺事業協同組合監修・「本場 さぬきうどんの作り方」という本でも取り上げられてます。
 
吉田家。こんぴら参道石段92段目の店。蔵造りのイメージで甘味処のような雰囲気。食券制だが、閑散期にはかえって面倒そう(苦笑)釜揚げ450円。やや濃いめ出汁で無難に食べられる。一部の土産物店のマナーの悪さにとかく批判のある琴平ではあるが、「観光地のうどん」としてはさすがに水準が高く、値段そこそこのようで一安心。
 小松屋。石段を下りて22段目、海の科学館前。かけ350円。白っぽい麺、やややわらかめ。石段沿いの店だが車で乗り入れられるので、団体さん仕様の座敷が主体で、個人客向けのレストランはバスの運転手さんとか、そっち系の常連さんが多い様子。支払い済ませてさらに奥に進むと結構広い土産物売り場。ネコのTシャツGET。

 


 某うどん王氏らと善通寺周辺ミニツアー♪。
「岸井」はうどんもさることながら、(もちろんそのたたずまいも)あのおばちゃんの暴走するおしゃべりが最高! うどんの隣の温室でこないだまで青々としてた蘭(本業)が枯れてたので、どうしたんかと思ったら「うどんに気ぃいっとった」んだそうな(笑)
 善通寺「細川」。「白川」の北ルート入り口。新規オープンだが特に飾り気もなければヒネリもない店内。正面に厨房、その奥に中讃でおなじみの粉の袋、というわけで、やや細めながらも予想通り力強くどっしりした麺。このあたり、「白川」といい勝負かも知れん。出汁は「白川」のほうがおばあちゃんの味っぽい丸みがあるかな。ぶっかけの方がより合ってるかも。総合的にはハイレベルだと思いますね。この日はまだオープン記念で100円。通常でも150円と、安い方だし。
 でもって、本日のツアーのメイン「善通寺四國館」。内容はこないだ書いた通りですが、やっぱり凄いわ (^^ゞ 「日本で唯一の『釜あげうどん』というフレーズには、むしろネイティブ香川県民がカルチャーショックを受けておりました。
 
飯山「ぴーす」。郊外の喫茶店風。中はセルフうどん。看板からして「SERUF UDON ぴーす 」ですし、調味料入れに貼ってあった社長のご尊顔のシールが(謎)ですし・・・表の水道の蛇口(一軒オブジェ風)が・・・。まあ、直前の店が怪しさ大爆発でしたから、ずいぶん地味に見えたりするけど、それなりに明るい怪しさという微妙な線だな。とりあえず丸亀「赤瀬」に次ぐ、このジャンル2号店としとこうか。やや細麺。今風の彩り重視のぶっかけがよかったです。
 
坂出「番屋本店」。浜街道の北、大手製麺会社サンヨーフーズの隣っちゅうか、ここのアンテナショップみたいなもんでしょうか。そういえばサヌキ食品のアンテナショップ「香川屋本店」と似てますな。まわりな〜んもないとこで、こんな所で店やってだいじょうぶかいなと思っていたところ、オープン当初は(割引もあってか)大行列でパス、その後も予定より早い玉切れでアウトだったりして、なかなか食べさせてくんないほどの盛況だったりする。さすが大手さん。ソツのない店舗、そしてうどんではありました。で、出汁を飲み干すと丼の底から・・・(謎)

 


 さぬき市「野田屋竹屋敷」。四国霊場八八番大窪寺近くの竹藪の中にひっそりと(ほんまひっそりと)佇む温泉宿。独立して食堂があるのだが、店名が「野田屋食堂」だったり「お食事処野田屋」だったり「お食事処はなみずき」だったりする (^_^) 大きなテーブルの周囲は土産物でいっぱい。打ち込みうどん750円を奮発。待つことしばし。(しかし、静かだ・・・)え〜と、鉄鍋に入った具は豚、牛蒡、人参、アゲ、豆腐、ネギ、蒲鉾、キノコと盛りだくさん。やや細めのすらっとした麺。量はそれほど多くない。ふだんあまり通る道ではないが、観光バスとか来ると大騒ぎになるのだろう(それにしても、この日は静かだった・・・)
 庵治町
「じゅん」。庵治漁港の近く、少し前の喫茶店風な外観。全店制覇本では「純」だが、表の看板は「じゅん」。まあ、どっちでもええか。夜は居酒屋になるようで、カウンターに着くとあんまりうどんやといった感じはしない。石の町らしく、庵治石の招き猫が相手してくれる。メニューは、と、「カツ玉うどん」「もろこし(コーン入り?)うどん」等々ヒネリ技が目立つ。「シーフードうどん」を注文。700円。(おお、2軒で早くも1450円!! がもう・なかむら掛け持ちでも一週間分だ・・・)アサリ、海老、ベビーホタテ、ワカメがたっぷり。キツネや天ぷらと違って、これらの具は沈みやすい。よって、食べ進むうちに底のほうからホタテが発掘されたりしてお得気分。麺やや柔らかめ。
 「はなまる志度」ぶっかけに温玉80円(略)
 「黒田屋築地」ぶっかけ(略)
 あと、新規のセルフ店(マズ〜(>_<))

 


 この日はチェーン店残り一掃ということで何軒か。全店制覇攻略本制覇への胸突き八丁でございます。

で、ここまでのチェーン店系のまとめ。
「はなまる」ここ最近の麺の質的向上がみられる。全国展開用麺のテストケースといわれるM店で食べたときの麺はなかなかのもの。ただし、やっぱ100円ではあんまり高級なダシはつかえんよね。店内マニュアルはかなり練られてている模様。個人的に釜玉カレーうどんフライ載せが好きなのだが、これやると次の店に行けなくなるので自粛中。今一番協力かもしれん。
「まるいち」釜揚げの麺がえらい少ない。白魚の踊り食いかと思った。一括生産でなく、個々で製麺しているのか、店により麺の太さがかなり違う。新規開店ごとに細くなってる? 初期の久米店の味は今いずこ・・・。マニュアルより店長の指揮を重視しているのか、各店とも従業員に意欲が見られる。特に東バイパス店は開店5分前にきちんと準備がなされ、ランプがついていた。これ、意外と出来てないんですよね。かけ150円、やや高め。
「はすい亭」サイドメニューを増やし順次うどん食堂化している。善通寺の個店型セルフから大型チェーンになる間に店構えがシンプルになり、ダシが徐々に薄口になったような。全体の出来はそう悪くない。かけ140円。100円うどんがこの業界を席巻する前の展開だったためか、それほどコスト削減はされてない模様。店ごとのばらつきはかなり大きい。24時間営業が何店かあり、便利といえば便利なのだが、それだけにハズレの時間帯が多い。B店に早朝入ったときには、オプションほとんどなく、椅子が半分テーブルに載せられ、食べてる横を掃除機が唸りをあげて通過した。麺ももちろん何時茹でたかわからんし。逆に早朝のE店でのサラダうどんはなかなかの出来だった。そういえば、サラダ系のうどんが多いな、ここは。
「天吉」パチンコミリオン付属のうどん店。細めの冷凍麺。ダシも一括製造のはずなのだが、各店とも昆布を神棚みたいにして飾ってある。なんなんだろう。この手の店としては無難なほう。
「黒田屋」いちおう10時半頃には開いているのだが翌朝5時閉店のため深夜店との認識が強い。かけ200円。釜揚げ300円。深夜の一般店でこの価格なら安い。I店での一括製麺と言うことで、各店の差はほとんどない。レベルもまずまず。量が多い。卓上に生姜、大根、梅、天かす、ネギが置かれている。テーブル席はいいが、カウンターにこんだけ置かれると、ちと狭い。「かな泉」同様、チェーン店であることのイメージはプラスなんだかマイナスなんだか。

 


 「かな泉・豊浜」。豊浜マルナカの前に出来たセルフ店。オープン直後なのと連休ということもあってか手際が今ひとつ。バイト(たぶん)君はレジ打ちつまずきまくりだし、そのたび大将が釜の前から飛んでくるし、ショーユ瓶が詰まって出ないし。味は、ん〜、いつものかな泉かなあ。悪くないけど。なんかかな泉全店で次第にダシが濃くなってるような気がするけど気のせい? 今みたいに全県下穴場店だらけになる前は「かな泉」イコールうどんの王道だったわけで、そのころの記憶が美化されてるんだろうか。天ぷらコーナーに「穴子」「スズキ」「メバル」と並んでたのが潮の香る町ならでは、といったところ。で、豊浜といえば西の関所、「かな泉箕浦店」なんだが、バッティングしないのかなあ。(注)
 丸亀「京極」。中津万象園内のうどん店。隣の和食「讃翠亭」と厨房は共通みたいです。ってことは同じうどんなんだから、どっちか行けば両店制覇ってことにならないか? だめか(注2)。だいたい、観光地付属のうどん店なんて、と高をくくっていたのであるが・・・・。入って左奥に行くとゆるやかな下りの屋根付き通路があり、そこにテーブルが並んでいる。斜面でしかも椅子が滑らないゴツゴツ石畳なので、座ったまま椅子を後ろにずらそうとすると35%の確率でずっこけそうになる(^^ゞ ここもまた連休中で団体客が入ったのか、お茶とメニューを持ってくるまでに5分以上、注文を取りにくるまでに10分、釜揚げ注文して出てくるまでに28分かかった。それでもあんまり待つのが気にならなかったのは、景色をずっと眺めていたから。庭園南端、池の縁に沿った通路だからこれまで園内からは見られなかったアングルで眺望できる。適度なそよ風が気色エエです。ときおり蝶やらツバメやらが目の前を通り抜けます。桃源郷。「郷屋敷」のロケーションも見事だけどスケールが違うし、栗林公園の茶店みたいに土産物の山の中に座るということもない。で、待つこと45分で出てきた釜揚げは真四角にエッジの切れた太麺。やや芯に茹で残り感があるものの、ちょーストロング。こりゃ、観光地で一見さんに出すうどんじゃないですよ。気候のいいとき、時間を忘れてのんびり食すうどんとしては意外な穴場かも知れませんです。
 
「将八・ピコ丸亀店」。連休なんだから、もっと空いてそうな店に行けばいいものを(^_^) ここもかなり混雑。連休限定(たぶん)バイト君がパニクってます。こういうときは釜がフル回転しているはずだから「釜揚げすぐできるん?」と尋ねると「あ〜、ちょっとかかるんですけど・・・湯だめならすぐに、はい。」てんで湯だめを待つ。そこへカウンターの隣席にきたおっちゃん「釜揚げ。時間かかる?かんまん、釜あげ大」 待つことしばし。「湯だめ」は来ない。さらに待つ。カウンター越しに厨房をのぞくと、麺が茹で上がったところ、はて? やがて隣のおっちゃんの「釜あげ」到着。そのころ厨房では麺が水で締められている。あら? そのうちの一玉があっためられて丼へ・・・こっちに持ってくるのはさっき注文を取りに来たおねーさん。よけいなことな〜んも言わんと湯だめ置いていきよった・・・。連休やなあ(しみじみ)
 あと二軒、チェーン系

(注)「かな泉箕浦店」結局閉店でした。
(注2)「京極」「讃翠亭」ともに閉店。懐石料理「懐風亭」になったらしい。

 

 「かな泉・豊浜」。豊浜マルナカの前に出来たセルフ店。オープン直後なのと連休ということもあってか手際が今ひとつ。バイト(たぶん)君はレジ打ちつまずきまくりだし、そのたび大将が釜の前から飛んでくるし、ショーユ瓶が詰まって出ないし。味は、ん〜、いつものかな泉かなあ。悪くないけど。なんかかな泉全店で次第にダシが濃くなってるような気がするけど気のせい? 今みたいに全県下穴場店だらけになる前は「かな泉」イコールうどんの王道だったわけで、そのころの記憶が美化されてるんだろうか。天ぷらコーナーに「穴子」「スズキ」「メバル」と並んでたのが潮の香る町ならでは、といったところ。で、豊浜といえば西の関所、「かな泉箕浦店」なんだが、バッティングしないのかなあ。(注)
 丸亀「京極」。中津万象園内のうどん店。隣の和食「讃翠亭」と厨房は共通みたいです。ってことは同じうどんなんだから、どっちか行けば両店制覇ってことにならないか? だめか(注2)。だいたい、観光地付属のうどん店なんて、と高をくくっていたのであるが・・・・。入って左奥に行くとゆるやかな下りの屋根付き通路があり、そこにテーブルが並んでいる。斜面でしかも椅子が滑らないゴツゴツ石畳なので、座ったまま椅子を後ろにずらそうとすると35%の確率でずっこけそうになる(^^ゞ ここもまた連休中で団体客が入ったのか、お茶とメニューを持ってくるまでに5分以上、注文を取りにくるまでに10分、釜揚げ注文して出てくるまでに28分かかった。それでもあんまり待つのが気にならなかったのは、景色をずっと眺めていたから。庭園南端、池の縁に沿った通路だからこれまで園内からは見られなかったアングルで眺望できる。適度なそよ風が気色エエです。ときおり蝶やらツバメやらが目の前を通り抜けます。桃源郷。「郷屋敷」のロケーションも見事だけどスケールが違うし、栗林公園の茶店みたいに土産物の山の中に座るということもない。で、待つこと45分で出てきた釜揚げは真四角にエッジの切れた太麺。やや芯に茹で残り感があるものの、ちょーストロング。こりゃ、観光地で一見さんに出すうどんじゃないですよ。気候のいいとき、時間を忘れてのんびり食すうどんとしては意外な穴場かも知れませんです。
 
「将八・ピコ丸亀店」。連休なんだから、もっと空いてそうな店に行けばいいものを(^_^) ここもかなり混雑。連休限定(たぶん)バイト君がパニクってます。こういうときは釜がフル回転しているはずだから「釜揚げすぐできるん?」と尋ねると「あ〜、ちょっとかかるんですけど・・・湯だめならすぐに、はい。」てんで湯だめを待つ。そこへカウンターの隣席にきたおっちゃん「釜揚げ。時間かかる?かんまん、釜あげ大」 待つことしばし。「湯だめ」は来ない。さらに待つ。カウンター越しに厨房をのぞくと、麺が茹で上がったところ、はて? やがて隣のおっちゃんの「釜あげ」到着。そのころ厨房では麺が水で締められている。あら? そのうちの一玉があっためられて丼へ・・・こっちに持ってくるのはさっき注文を取りに来たおねーさん。よけいなことな〜んも言わんと湯だめ置いていきよった・・・。連休やなあ(しみじみ)
 あと二軒、チェーン系

(注)「かな泉箕浦店」結局閉店でした。
(注2)「京極」「讃翠亭」ともに閉店。懐石料理「懐風亭」になったらしい。

 



2003年4月

 高松「みどろ」。なんかよくわからんけどこの名前、バス停があったりして地名らしいです。元スーパーなんでしょうか、大型冷蔵庫の痕跡があります。思ったより広い店のあっちゃでおばちゃんたちがプチ宴会、こっちゃではどうやら二十代にして88カ所巡りらしきお兄ちゃん。懐広そう。まあ無難なうどん。というより、幹線道路に囲まれたエアポケットみたいな土地で根強く生きる地元系うどんの底力が伝わるお店です。
 高松
「源内」。カレーうどん700円。結構なお値段だが、汁はね防止の紙エプロンが付いてきたので良しとする(^_^) ぼんやりした記憶では丼中央にアゲ、12時の位置に赤板、3時に福神漬け(これは意外と珍しいね)、6時にネギが乗っかって魔法陣を描いている。9時の方向にはなにもなし。鬼門か? その辺のレトルトかけたカレーうどんと違って、スパイシーな出汁。やや辛口で美味い。麺はやや堅め、(「はりや」同等、ちゅうかこっちが本家ですが)エッジのたった綺麗な麺ではある。帰りにご自由に・・・の昆布の袋があったので、迷わずいただく。身の厚い、いかにも高級そうな昆布でした。
あと「まるいち郷東」「はなまる丸亀」「はすい亭詫間」

 


 善通寺「善通寺四國館」。89番札所ってやつですね、某タウン誌の企画よりずっと前からこのキャッチフレーズ。見るからにお遍路団体バス熱烈歓迎モードな大型店舗。中にはいるとお土産パラダイス! お地蔵さんが二体あって、かたっぽが「名人作」もういっこが「有名人作」・・・意味わからん。「業務用米」とか「曲がった麺棒」とか、『森鴎外の遺書』とか・・・怪しい、怪しすぎるぞ(^^ゞ 奥の席に着くと広い店内に比してえらいちっこいラジカセで童謡を流し始める。四国>田舎>田園>郷愁>童謡という発想か。ずらずらある席のいくつかに「この席にはお膳が来ません」の張り紙、ナンじゃこりゃ? まずもって「日本でただ一つの【純生】釜あげうどん」「釜揚げうどんのお召し上がりかた」というパンフを渡される。出てきたのは固形燃料で熱せられた釜(釜飯店でよくあるやつ)に入った八分茹での麺with貝割れ。つけ出汁に卵を割り込み、ネギと大根おろしを加え、そこに麺をつけて食べる。食べ終わったらお玉で茹で湯をつけ出汁に入れて飲む。これが唯一無二本物の釜揚げうどんの食べ方だそうな。う〜ん、知らんかった。麺は半生かな?、どうやっても出来たてなんで、まあ家で食べるお土産うどん並には食べられる。傍らのお茶に手を出すとなんか変わった味・・・ドクダミ茶(--#) とにかく、隅から隅まで怪しい。そこら辺の個人店の怪しさに対してこの大型店、「怪しさの夢タウン」と命名しよう。まあ、いっぺん行ってみてや。

 


 今日は高松某所でお花見ってことで、その前後はりきって回ってみます。
 丸亀
「かとう。とりあえず、演歌系(^_^) かつうどん、カツカレーうどんメニューが気になるが、ここはこの店自慢(らしい)肉うどん500円をいただく。なるほど肉たっぷり。やや甘めの出汁。肉自体はあっさりしている。えぐみのない出汁で全体をリードする感じ。
 坂出
「はま弥。浜街道沿い。ここもあっさり系の出汁であります。麺はやや太め。店頭に「山田家」のお土産うどんが置いてあり「はて?」と思ったが、どうも師弟関係らしく、あとで聞いて納得。壁に貼られた「二味うどん」とは? なんか、二種類のうどんを半玉ずつ注文できるのだそうな。(例:肉うどん+きつねうどん)なるほど・・と思ってメニューをずらずら見るとミニ丼シリーズはあるわ、ぶっかけは7種くらいあるわ、たらいうどん二種(八玉と五玉)それにうどんすきが一人前からあるではないか。大将、細かいねー。ドライバーの常連客が多そうな店でした。
 高松市
「たぬき」。郊外、旧街道沿いのまあ普通な一般店。かけ250円。蒲鉾とか天かすが乗った、かやくうどんタイプ。ふっくらした食感の麺、やや醤油風味の強い出汁。釜揚げの方が合っているかも知れない。店頭には期待通り信楽の狸。
 高松
「さぬきや」。県内にこの名の店(または讃岐屋)は数あれど、たぶん一番マイナーかも知れない。平たいのと四角いのと混じったややこしい麺(笑)。食べ歩きの途中でなければ思わず惹かれるのが「うどん定食」380円。他の客のを横目でのぞき込むと、芋とかタマネギとか菊菜とか入った野菜天うどんにかやく御飯、おかず一品、漬け物のセット。お買い得ですぞ。
 さぬき市内で無茶苦茶まずい店一軒(-人-)。花見のあと、
「黒田屋田町店」に。深夜店として無難ではありますが、やっぱ量が多いような・・・(朝から食べ続けなせいでもあるが(^^ゞ)
 翌朝綾上の
「やまげん」へ。元丸亀にあった店ですね。あんときゃ、ざまくかったけど、今回は綺麗に片づいた店。片付きついでに十数種類あるうどんメニューはすべて小300円、大380円。潔いほど大ざっぱですな。でもって、量が多い。小で二玉ある。これはこれでサービスのつもりなんでしょうが、同じ値段なら量が多い方がいいでしょう、って言われても困るんだな。前にも書いたけど「小」をたのむってことは、あんまりたくさん要らないってことなんだから、中二玉300円小一玉200円の方が有り難いんですけど、個人的には。出汁カツオ系。
 チェーン店一軒はさんで高松
「なかむら」。隣の席に関西方面かららしき二人連れ。優しそうな女将さんと話している。といって女将さん手を休めていない。大将が厨房出て常連さんとくっちゃべってるどこぞの有名店とは大違い。会話の中に「しっぽくって?」みたいな質問があったんでしょう、他の客の注文の「しっぽく」を運ぶ途中、上記二人連れの前でさりげなく「これです」とお盆を下げる。ホントにさりげなく。うどん店はほんま、お店の人の人柄やね〜ってことで(特に「中村」姓)。500円で一枚、サービス券がもらえます。やや薄味、無難だがしっかりした出汁。
 高松
「藤」。SATY近くのパチンコ屋付属の店。閉店近くに行ったせいか、麺疲れ気味、出汁煮詰まり気味。でも若いおねいちゃんが一人でやっていたので許す(^_^)

 


 高松「れいがん茶屋」。讃岐を代表する観光地、屋島山頂でありますが、寂れ気味ですなあ。廃墟と化したホテル・レストランがあちこちに。で、ここは『獅子の霊巌展望台』ちゅうんですな、知らんかったけど、眺めのええところです。瓦投げもあります。直径6センチくらいの小皿みたいなのを崖下に向けて投げる。なんかエエ方向に上手く飛ぶと運気良し、ってことで10枚200円。これって、小豆島の寒霞渓にもあったけど、讃岐特有なんですかね、他の地方にもあるんでしょうか。 素焼きの焼き物で、たぶんそのうち土に返る地球に優しいポイ捨てモノ。崖下の埋め立て地はこの瓦で出来てるんじゃないでしょうね。
 しょうゆうどん400円と名物イイダコおでん300円注文。イイダコはけっこう旬のはずだが・・・? まあ美味いんですがね。うどんの方は、えーと、観光地のうどんですから製麺所のとはまた違う種類の麺なんですが、ついてきたのが小豆島の生搾醤油。知ってる方はご存じの、なんか白い和紙で包んであるやつね。これがなんかエエ具合にジャストフィット。口中に自然な甘みが広がりナイスでした。

 


観音寺「十日屋」。今年オープンのセルフ店ですが、製麺所としては古くから知られてます。あの店とかあの店とかに卸しとったし。『純粋うどん』なるメニューが気になる。噂によれば、昔ながらの本格的イリコ出汁なんだそうで、それじゃあこれ以外のメニューはなんじゃい、という純米酒・普通酒の話みたいになってくるんですがそれはさておき、やや太めのやや縮れ麺。薄味。店の駐車場にはいるとき傍らのガードレールで擦ってしまった。で、『純粋・・・』ですけど、ありゃ正確には『純粋出汁』ですわな。ここで通算700軒目・・・ふぅ。
坂出市
「府中湖上りPA」。カウンターと立ち食いの軽食コーナー。当然のごとく冷凍麺でそこそこの値段(「名物・ぶっかけ」380円)なのだが、意外に悪くないです。まあ、下手な手作りより既製品てのはありますわな。受け渡しカウンターの隅でちょこっと「天ぷら2個100円」がほほえましかった。
高松
「潮路」。天満屋の北に狸横丁という小さな飲食店の集まる通りがありまして、洋食の「おなじみ」カレーうどん「南地食堂」なんかもこちらなんですが、庶民的なにおいのする場所ではあります。その通りのエッセンスを凝縮したようなうどん店。こんな店ではいつ行ってもご主人とご近所さんが世間話をしている。(中讃の某有名店で、大将がうどん作らず常連さんとずっと立ち話してたのは許せんが、こういう所はそれが正しい) そんな店です。うどんもフツーなのがいいんです。
綾南
「田中」。旧街道沿いで70年の風格。黒く焦げたような机は角がすり減っていたりしていいですなあ。店の前に車を止めたのを見てか、「徳島から来たん?」おばちゃんが話しかけてくる。近頃はセルフの店とか一杯出来て、県外からようけ食べに来とんやってなあ・・・ウチはそんなん関係ないけど・・・。などなど、座敷の上がり口に腰掛けての会話しばし。いやいや、僕らホントはおばちゃんとこみたいな店探してるんよ、今どき貴重やし。って言いかけて、とりあえず出汁が香ばしくて美味しいですって誉めるにとどめた。こういう歴史ある店って、出汁と麺のコンビネーションがいいんですよね。仲のいい老夫婦みたいで、どこにも角がなく、二つでひとつになっている感じ。今の若い衆が始めるセルフうどんには、麺も出汁もそこそこいいのに、なんか両者がぎくしゃくしてるってのよくあるんですよね。
というわけで、この日は何となくバランスとれてていいじゃん系特集でした。

 



2003年3月

 大手チェーン店系2軒(いずれあとで総括します)それに高松市内の某店@出汁が薄くてイマイチ(「かやく」のトッピングに赤板、天かす、ワカメ、海苔←これがまた合わない)...のあと、高松「天狗」。春日町系3号店ですか。倉庫風ちゅうか、倉庫そのものの建物、広々とした店内は一見殺風景だが、「キリン」同様子供用の椅子など、気遣いがにじみ出ております。まあ、セルフ店としてはよくできたしっかり麺、イリコ系の出汁。店頭にはなぜかパチンコ雑誌が並んでいる。
 塩江町
「山一番」。塩江温泉郷のはずれにあるいかにも「国道沿い郷土料理の店」といった感じの店。「田舎うどん」なるメニューを選択。いわゆるしっぽく系のうどん。具が切り干し大根(炒めてある?)中心に豆腐、にんじんなどが細かく刻まれて入っている。柔らかめのうどんに薄味のカツオ系出汁。しみじみ系田舎料理なうどんでした。・・・で、表の看板の「県民憩いの森そば」ってなんだ?
 坂出
「弥次喜多」。サティ内のテナントっちゅうか、マイカルグループのファミレスチェーン(他に給食、食品加工)のようですね。涼しい塩江から戻ってなんかぽかぽかしてきたので冷やし系は・・・と探すもザルは蕎麦との合盛りしかない(!) 生醤油680円(^^ゞ をいただく。待つことしばし(茹でてるみたいです)。天かす、ネギ、カツオが載った麺。スダチとショウガ,醤油が別に付いてくる。さすがに綺麗な器です。肝心の麺もやや太めの剛麺、しっかりしとるやないですか。あなどれません。まあ、ほかにも料理がありますんで、わざわざうどん単品たのむのももったいないですけどね。

 


 綾歌町「大八」。かの「カラオケうどん」の店(笑)。なるほど、元カラオケ喫茶だったわけね。防音ばっちりの二重の壁の奥にステージ、そして本格カラオケセット。なかなか怪しくてエエムード・・・って、うどんやちゃうやろ(笑) でもメニューはうどん(^^ゞ やや細め柔らかめで食感のいい麺。出汁は濃いめの甘めかな。いちおうセルフなんで、カウンターで出来上がったうどんを受け取り、食器は「フロント」に返却。間違いじゃないが、わけわからん。
 丸亀「どんどん」。なんともはや、丸亀競艇場の中のうどん店。当然競艇開催期間中しかやってない。まあ、はっきり言って讃岐エリアにおいてはフツーのうどん、という感じでしたが、こういう場所としては水準以上かと。あ、丼が●越と同じ・・・。入場料(100円)を払って食べに行くうどん、アトラクションにボートレースをやっているうどん、駐車場が1000台分あるうどん店って考えるとこれはこれですごいかも。
 チェーン店一軒行ったあと坂出「サウサリート」・・・なんだが、手渡されたのは『お昼のランチメニュー』。うどんは? ないです・・・(T^T) なに悲しゅうて今この場でランチくわないかんのだ。
 うどんなら何軒かハシゴできるのだが、さすがに「味噌カツ定食」はこたえる。少し時間つぶししていてたらつぶしすぎ、琴南「藤よし」に着いたのが3時40分。国道沿いとはいえ、どっちかっていうと辺鄙な場所だけに、もう終了モードかと思いきや、明るく出迎えてくれる。見かけフツーの一般店(なんか重複した言い方)だが、明るくゆったりとしたスペース、座敷なんかもあって、なんか居心地良さそう。麺は程良いコシで、覚悟したほど時間が経っていない模様。あっさりした出汁と合わせて、うどんの方も好感度大でした。

 


 善通寺「岸井」。どっひゃあぁぁぁ! なんじゃこりゃあ、である。善通寺国道沿いの温室群、その中がいつの間にかうどん屋になっておる。怪しい。久しぶりに無茶苦茶怪しい。あたりに人影がないのをいいことに、そ〜っと中をのぞいてみる・・・ただの温室やん(笑)。で、その隣の温室・・・まぎれもなくうどん店。『温室3号』ですな。かけ150円。素うどんを受け取り薬味は自分で入れるセルフ。麺がかなり不揃いだが、基本的には太め剛麺タイプ。こまめに茹で上げていてなかなかよろし。出汁もまろやか、「白川」に通ずる「若き古典派」タイプ。 しかし今日なんかあっちこっち雨漏りしてコップやら丼にぽたぽた落ちてくるし メニューにない焼酎のボトルが並んでいるし(しかも近所の名店を連想させる名前) 閉店時刻に幅があるのはわかるけど、開店時刻がアバウトなのも凄い。 でもって、店の片隅で「うどん以外のある物」を売っているのもポイント高いです(笑) さすが温室系です。帰り際に看板見ると 『四国・花の駅・直売所・花と緑の流通企画・四国フラワーネットワーク』う〜ん・・・。
 「エッセン麺コーナー」。善通寺の天満屋ハッピータウン内のうどん食堂。エッセンって、たしか倉敷の外食屋さんで地ビールもやってるとこだな。以前はここでバイキングかなんかやってなかったかなあ。今はひっそりとして、時間はずれの社員食堂みたいなセルフ。丼ものとかとのセットメニューがあったりして、まあ、そんなもんです。
 善通寺は鳥坂の「西部ガーデン・鳥坂うどん」。広い駐車場の中に、ちょっと年期のいった建物のセイブガーデン。あのジャンボ海老フライで一世を風靡した店だ。調べてみれば創業30年くらいは経っている。高度成長期の国道沿いドライブイン全盛期のにおいがしますね。うどんはその隣、平屋の何となく高級そうな構え。天ぷら、ワカメ、肉うどんなどごく普通のうどんメニューがずらずらと並ぶ中、ひときわ目を引く「かに天ぷらうどん」を注文。セルフ店でカニかまの天ぷらは見たように思うが、ほんまもんのカニの天ぷらうどんは珍しいのではないかな。出てきたのんは、ゆったりした丼にやや太めの麺、20cmくらいのカニの足の天ぷら(はしっこの殻が残してあるやつね)が一本。麺自体はエッジが立って、どっしりして悪くない。出汁は昆布主体にほんのりカツオ風味。讃岐風とはいえないが、まずはまとまり良し、と。


 さぬきうどん&ラーメンの華麗なる競演II
「VOICE21あの店この店大集合!」
3月11日(火)〜16日(日) 高松三越新館5階

毎年恒例のこのイベントでは、有名どころのうどん&ラーメン店が出店されておりまして、連日大行列。いつもなら「あんなもん、ならんどる間に本店まで行って来れるわい」というスタンスで無視しとるんですが、今回は初日に中華の名店「麻布長江」特製「讃岐タンタンうどん」¥500(この日限りの200食限定)ということで行って参りました。混雑を避け、裏ワザ通路を経て食券売り場に到達すると、なんと一番乗り。オーナーシェフ(というか今日はうどん屋だから「大将」だよな)の長坂さんが窓口まで来て挨拶してくれました。(ラーメンの方は某落語家さんが1番。お互いに『ばか1号』『ばか2号』の称号を分け合いましたとさ) 麺は松下の生麺を現場で湯がいて使用。タンタンうどんの「タンタン」の部分、山椒系の奥深いピリ辛でさすがに美味かったっす。ただ、うどんそのものの存在が霞んでしまった感なきにしもあらず。讃岐っぽくはないよなあ。
 三木町「かみなり」。のどかな風景の県道13号線沿い。付近にそれほど建物もないが、どこからか会社の制服のおねえちゃんやらおっちゃんやらがやってくる。まあ、そういうフツーに地元密着したお店。麺もまずまず、出汁無難。
 高松「よこい」。飯山「木村」同様、本体は米屋さんらしい。外観は少し古ぼけてはいるが、古いなりに清潔感のある店内。店の方の人柄がそれとなくうどんに表れるということはままあるが、さりげなく、ていねいなうどん。ややカツオ風味。これを作られるのもそういうお人柄のご主人なのだろうと勝手な推測失礼。カウンターの上、お品書きの板の端、「玉売り」○○円(忘れた)の横に「スープ」○○円(これも忘れた)の表示。府中の「高橋」の出汁タンク以来、二件目の「スープ」表記GET!
  高松「五里丸」宮脇町に最近オープンの一般店。明るい! なんて明るいんだ! (^_^) 新規オープンだから当たり前っちゃあ当たり前なんだが、清潔感が高級感につながる店内。(あ、県内でもまだ数少ないバリアフリー入り口だそうな)。カツオ風味の薄色出汁がさらに高級感をあおる。そこそこコシのある中細麺。で、かけ280円は、まあ標準的か。
#大将はかの「凡蔵・虎の穴」出身とか。となると冷たい系が得意なのかな?
#大将はバイク関係かなんかでも有名人とか
で、レジ下にレジ打ち用の価格表。そっと見ると「玉売り」80円の下に「スープ」100円の表示。連続GETで「スープ」3号ですな。帰り際に、「讃岐うどんせんべい」 をいただきました。


 善通寺の穴場中の穴場、通称「Oさん方」。よほど予備知識がないとたどり着けないところ。進入路がわからない。家が分からない。入り口がわからない。玄関の脇のとびらを開き、完全民家部分を抜けるとそこは製麺所。ベストタイムぎりぎりの午前8時過ぎに到着も、すでに最後の釜が上がっている模様。おばちゃんが「もう片づけてしまって・・・すいませんねえ」といいながら丼と、薬味セットをだしてくれる。「しょう油しかなくて、すみませんねえ」「座るとこもなくてごめんなさいねえ」エエんですよ、『製麺所は、あくまで「食べさせてもらう」ところ』なんです。基本ですね。一口すする・・・うま〜♪ なめらかでしなやかで、しっかり質感があって・・・谷川米穀の麺に近いかな。薬味のショウガ、ネギの香りと小麦の風味がぴしゃり。でもって55円。マジ耳を疑いましたがな。いいかげん、製麺所タイプの店も行き飽きたか、なんて思っていたところに、ホント新鮮な衝撃っちゅうか、久々の原点でした。もうこんな店、他人には教えられません。
 高松市「田」。今年の新店。出発が早かったので6時からの早朝営業がうれしいです。こじんまりした店舗だが、外の大きな軒の下でも会議机が置かれ、食べられる。もう少し暖かくなると良さそう。出汁がややしょっぱめか? 表のスペースといい、海老ORゲソの載ったかき揚げといい、店側のメッセージがひしひしと伝わり好感度高いですね。
 「更科うどん」(高松十川)いつの間にかセルフになり、かけ150円→100円になってました。おそるべし、うどんデフレ。しかしなあ、元々大量生産大量消費型の店舗でもないし、なによりこの麺のクォリティで100円セルフは違うんじゃないかって気がするがなあ。要するに、ちゃんとした代金を取れるだけのうまいうどんだってことですが。時代かねえ・・・。
 「鷹の羽」(高松)長尾街道から窓は見えるけど入り口は見えない(笑)ぐるっと回って暖簾をくぐると食券制セルフ店。普通のセルフとは逆に、レジに注文して食券(実際には省略されることもある)をもらい、それからうどんを受け取ることになる。↑の「更科」同様、セルフ効果がどの程度あるのか、ちと疑問。かけ200円。薄目の出汁にグニュグニュ系の麺。つけ系の味が気になる。座敷部分には大型カラオケセット。営業用ではなさそうですが。
 「あつまり」(高松)こちらも新店。無茶苦茶やん、ここ(笑)。元々スナックか居酒屋か喫茶店を改造したんだろうと思うけど、無理しとるなー。セルフなのに受け渡しのカウンターがない! 席は座敷しかない! 店のど真ん中で麺打っている! 駐車場もなんか変(停められない区画がある)女将さんは大乃国とカラオケしてるし(謎)。出汁は薄目のあっさり系。麺は少し時間が悪かったが、やや細めでなめらか。最初150円だったと思ったけど、100円になった? 天ぷらや総菜は手作り小料理屋風。
 丸亀「やす坊」。県道沿いの新規オープンセルフ店。外観はちょっとした倉庫風、中は木目を生かした板張りで安上がりにおしゃれっぽい。「豚しょうがうどん」が目を引く。まあ、肉うどんの豚版みたいなもんですが。牛肉がうどんとよく合う合うのは実証済みだが、豚とうどんを合わせる例は珍しい。合わせにくいものを合わせるには共通の友をからませるのが定石。そこでショウガ味となるわけですね。納得。もちもちした、やや太麺。


 香南町「秀」。あれは第二回の『讃岐饂飩巡礼88カ所』(メニュー別編)選定のときだったよなあ、どこか「わかめうどん」でエエとこないか〜ってことでワイワイやってて(今から思えば丸亀の「大真」か引田の「うどんや」か・・・)あ〜それじゃぁ「秀」(当時高松市内)に「めひびうどん」ちゅうのがあるがな〜言うたら、あ〜あの「秀」のおばちゃん入れんとうるさい・・・じゃなくて、入れたらおもろいよな〜となって、で、「秀」なら『幻のポン酢うどん』やろっちゅうことでめでたく60番札所と相成った次第。あの巡礼期間中になぜか空港近くの山中に移転。エエ眺めになりました。おばちゃんと目合わすと石になってしまうので隅の方でシワシワ食べる。そこそこなめらかな麺に好感度アップ。暖かくなったら外で食べるのもよいね。でも、もっと暖かくなったら、虫対策大変そう・・・。
 香川町「さぬきうどん川東店」。「うどんや」ちゅうのもヒネリのないネーミングやな、と思うが「さぬきうどん」ちゅうのはもっとないぞ(笑) 高松駅前や栗林公園前に店舗を持ち、土産物用の半生麺なんかもあっちゃこっちゃで売ってたりするが、ここはその本社工場とその付属うどん店。メニューは中250円が基準で小大±50円(渡辺一門か、ここは)工場付属なんだが、そっちは土産もん中心なんか、出てきたうどんはちょっと時間がたっていた。カツオと天かすがトッピング。なにげにすわっていたら、地元(推定)のおっちゃんが玉買いに来て、うどん玉を袋に入れてもらってる間に「おお、そうじゃ、ワシついでに食うて帰るわ。釜揚げ大できるか」って、おっちゃん、玉の方のうどん、誰が食うねん・・・。
 坂出「しおた」。先日見つけた「全店制覇2003」に載ってない店。営業時間が11〜13:30とシビアなのにビール・チューハイメニューが目に付く。かけ150円、大60円増し。中細麺であっさり出汁。仕事の途中なんかだと気楽に寄れるタイプですね・・・あ、駐車場がちょっと・・・。ワカメとちくわとイリコの入ったかき揚げ50円がお得そうでした。
 西の方の一般店。うどんはまあまあなんだが、隣のテーブルで酒盛りしていた連中がうるさく、食った気がしなかった。また今度。
 豊浜町「道の駅・とよはま」(浜っ子茶屋)。夕日の綺麗なところ。昨年デビューの新メニュー「さつまうどん」480円+税をいただく。うどんの上に小魚を焼いてすり身にし赤味噌と出汁でぐちゃぐちゃにしたものをかけ、山芋、ウズラ卵、海苔、ネギをトッピング。思ったほど生臭くはないが、うどん食ってて中から魚の骨がでてきたのは初めて (^_^)  メニューには「讃岐の郷土料理」とあるが、ほんまかいな。愛媛西南部から宮崎方面にはあるみたいだけど。全体的には麺も出汁も手堅くまとまって(良)でした。しかしほんまに讃岐の郷土料理?<しつこい。