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白鳥っちゅうか、後の東かがわ市「ほそかわ」。暖簾をくぐり、引き返すようなかたちで客席へ。テーブルと座敷が並列する一般店。なにげにメニューの張り紙から、なんも考えんと「スタミナぶっかけ」を注文。わぁ!納豆と山芋がてんこもり。ネバネバ系で来ましたか。このネバネバ系の場合、麺があんまりツルツルしてはいかんのである。素朴でいくらかゴツゴツしたタイプがよく合うのである。で、ここのうどんは・・・ちょうどええ。断面やや長方形の麺は意外に(この地域にしてはの意)どっしりしてコシもある。思い切りネバネバにまみれているのでわかりにくいが、出汁もよろしいんではないかと思う。国道から峠に向かう道筋だけに実はもっと怪しさを期待していたが、なんのなんの、きっちり正統派のお店でした。夏期にはかき氷各種あり。 |
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坂出「さぬき大橋」(再) 別名「のどかな竹清」(笑) もう少し時間を遅らせて、天ぷらをどんどん揚げている頃に行けばいいのだが、開店時間が中途半端に早い関係でいつも一番に行ってしまう。なにげに外せない店なのだが。 |
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満濃「兼平屋」が新しくなったということで行ってみました。場所が移動してもメイン道路から少し入りくんでいいぞ、なかなか(笑) 駐車場が広く止めやすくなり、店も綺麗になったが、なにげに田舎の製麺所付属セルフ店の空気を漂わせている。どう見ても住宅の一部な豪華広間も渋くていいです。かけ180円でいただくと、以前よりしっかりした麺。田舎っぽいやや色の濃い出汁は健在。季節の野菜天50円もそのまま。ウォータークーラーの中はかつてTV番「voice21」で注目を浴びた『荒神の名水』。十年前のそこかしこに隠れ家的穴場店があった時代、あのころのちょっとした感動がよみがえってきますね。あと、この店のおすすめが釜三昧「釜揚げ」「しょうゆ(温)」「ぶっかけ(温)」が一度に楽しめて満足度大(^_^) |
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小縣家空港店。「全店制覇」によると9:30開店となっている。で、以前9時36分頃に行ったら『あ〜、まだです』とのこと。どないなっとんじゃい! と思いつつ再チャレンジ。時刻は10時01分。・・・店は開いていた。さらに先客もいた。(^_^) 民芸調で、それでいてあんまりくどくない内装。ええかんじです。あっちゃこっちゃに「晴明うどん400円」と書いてある。この近くに「冠纓神社」というのがあって、かの陰陽師・阿部晴明ゆかりの神社なんだそうで、そのへんのあやかりもんな訳ですな。久しぶりに元祖しょうゆうどん頂く予定だったが急遽変更、晴明さんを注文。運ばれてきたのは、もちもち麺に豆腐のあんかけがかかったあつあつうどん。薄味出汁にかすかにショウガ風味。ネギを加えて風邪に効きそう。あー、あったまった、汗かいた。で、なぜに晴明? 精進なら仏教だよな・・・。 |
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朝8時、とある長時間営業店に入る。朝食タイムのはずなのだが、いすが半分上げてあってしかも掃除中。いごこち悪ぅ〜。もっと空いた時間帯にやってくれませんかね。え? 深夜早朝は時給が高い? 後から来たおっちゃんは、天ぷらの少ないのに文句言ってる。ありゃま、うどんでなく、おにぎりと天ぷらとおでんで和定食セット組んで食べてる。朝飯にうどんは讃岐の文化とちゃうのやろか・・・。 |
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「根っこ・木太店」。なんによらず、朝7時からの営業がうれしい。讃岐の人々は朝食にうどんを食べるのを厭わないと思うが、一部の大手チェーン以外で早朝店は少ない。仕込みの手間考えるとそりゃそうなんですがね。まだ創業して4.5年だと思うが、すでに地域にとけ込んだいい枯れ方をしています。温玉ぶっかけを前面に出す店としては嚆矢ではないかな。・・でもやっぱり「かけ180円」をいただく。程良いコシ、緩やかなウェーブの麺。わずかに鰹の効いたイリコだし。落ち着きがあります。 |
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昨年の始まりは、初もうでの途中に寄った満濃・長田。(あの騒動の直前でした) 今年の始まりも「長田in香の香」。もはや定番でしょうか。味も席確保も確実だからねー。 |
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「さぬき麺業・松並店」第一回の「うどん88カ所」にも選ばれたファミレスタイプの大型うどん店。全店制覇本では営業時間8時〜となっているが、以前8時過ぎに行ったところ、「お土産うどんならいいけど、食べるのはまだです」とのこと。しょーもないリベンジですが今度は9時過ぎに入店。ガラス窓を大きくとって明るい店内。標準的な麺に複合系の出汁。このチェーンではやはり、兵庫町セルフが一番好きだな。 |
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一軒目フツーなチェーン店に入ってフツーな印象。可もなく不可もなく。もう一軒別なチェーン系の店に行くも、おばちゃんなかなか気づいてくれず気分わるー。続いて行った(値段が)高級店ではセットメニューがウリのようだけど、こっちはハシゴの途中、「かけ」をたのむと「かけだけ?」「そう」「お〜い、かけだけ一丁!」ん〜、そんなに大きな声で強調しなくとも・・・。でもって、次の店ではうどん専門店なのに周りの客ほとんど日替わりランチメニューの「あんかけ焼きそば」食べてる。うどんを一口食べてその理由がわかった・・・(T^T)。まあ、こんな日もあるってことで「三徳」で口直し。安定してうまいです。一般セルフでは高松一かも知れんね。 |
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さぬき市長尾「おかだ」。讃岐新道沿いのアットホームな雰囲気の一般店。ごくフツーなうどんかと思いきや、細め/ねじれ/もちもち/グニュグニュ麺に薄味の出汁。なかなかおもしろいタイプである。天かす、赤板、ナルトが乗った「かやくうどん」150円は、一般店としてはかなり安いです。 |
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高松西インター北の「てら屋」。国分寺とおなじ店でしょう。高速道路工事の関係で広くなってリニューアルオープンしております。一般的セルフ店。やや太めの麺にあっさり出汁。シャープさに欠けるものの、郊外セルフに近いゆったりのびのび感のあるうどん。なにげに近所にあると通ってしまうタイプ。国分寺店同様、ちらし寿司の具が細かい。 |
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休日の琴平へ。「あいめん屋」。琴平観光エリアでは珍しいセルフ店。入り口すぐの厨房で注文し、いったん席に着く。うどんが出来上がって呼ばれたら取りに行き代金を払う変則システム。その段取りについては奥の客席側の壁に貼られてはいるんだが、そこまで入り込んでからでは遅いような気がしないでもない。意外といっては失礼だが、しっかりしたうまい麺である。出汁はまあ、並でしょうか。このあたりで250円なら安い方ですね。店内のテレビではNHKの「のど自慢」をやってまして(個人的にはこの番組嫌い。何好きこのんで赤の他人の自慢を見にゃならんのだ)で、出場者のオランダ人柔道家がインタビュー受けてまして、日本語が若干つたなくて会話がとんちんかんになったその時、厨房から大将出てきて「なにゆーとんか、なんちゃわからんのー。がはははははは」で去っていく。わざわざ出てきてまでテレビに突っ込み入れるおっちゃん、観音寺「今屋」に続いてお二人目。実はこの愉快な大将、「そば・うどん手打ち道場」というMOOKにも登場する達人でもあるのです。 |
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朝イチは坂出「金山奉行」。まあ、思い切り観光うどん店なんですが。奥の窓際席からは瀬戸大橋が一望。すぐ後に入ってきたバスの団体は専用室へ、運転手とガイドさんだけこちらの一般席で定食食べてます。なんか自分も裏方になったみたい。かの「長寿うどん」(金箔入り)たのもうかと思ったけど、やっぱ怖くて「天ぷらうどん」550円に。麺、出汁ともにまずまずなんだが、なんか讃岐っぽくない観光仕様。まあ、しゃーないか。ただし、大きなエビ天が3匹、どんぶりいっぱいに乗っかっているのには感激でした。 |
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本日のトピック、善通寺「白川」。尽誠のグラウンド近くのあぜ道上に出現した怪しい店。こちら参照。内装、これがまた凄い!テーブル一台に椅子7つのみ。お茶のポットには「お茶」と書いてあり(当たり前)天かすの入ったタッパーには「天ぷら」と書いて貼ってある。で、しょうゆ差しの瓶には「白川」って、店の名前書いてどうする(^_^) 開けられない扉、意味のない窓、わけわからん張り紙・・・メニューの左端なんか、これじゃあかんやろ、ってつっこみ大有り。ほかにも凄ネタ満載ですわ。うどんの方ですが、明らかに宮武ファミリーのコピー形ですね。(特にそっちで修行したわけでなく、おばちゃんの味なんだそうだが)そういうわけで、これは美味いです。休日で、宮武・山内満員で入れない、でもあのうどんが食べたいとなったら迷わずここですな。(道は迷うかもしれんが)F原の天ぷらもあるし。かけ1玉150円。営業時間10:30〜15:00 月曜休。 大将、筋肉系です(謎) |
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いつのまにやらシーズン終了。盛り上がったような盛り下がったような。相次ぐ故障者が痛かったのは確かだが、へたに開幕連勝したもんだから世論全般が勘違いしちまってからに。とりあえず今期は最下位脱出でヨシとする。相撲で言うと今年入幕と。来期は5割確保。確実に勝ち越しを求められるという意味で大関。で、3年目確実に優勝戦線に加わる横綱になってくれりゃあええわ。あの「失われた3年」のこと思えばねえ。 |
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丸亀の深夜店2軒。ワカメ入りうどんの「あれんじ亭」とあさりうどんの「飯田屋」。うどんの生地にコシを出す添加物として海草粉末みたいなんがあるらしいですが、「あれんじ」といい「金原」といい、ワカメ練り込むと独特の食感になるようです。表面つるつるコシ妙にしっかり。いずれにせよ、両店とも基本的に串揚げとかの居酒屋さんみたいで、店内盛り上がっている中、一人カウンターでうどんだけ食ってるのは少々つらいです。 |
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今月は大阪にも遠征。例の火災で「今井」が閉店中ということで以下三軒。 |
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国分寺町「大廣」。写真ごらんいただければおわかりのように、どえらい立地に新規オープン。例の「さぬきうどん科」出身のお店のようです。オープン記念で半額とのこと、遠慮なく、かけにエビ天載っけていただく・・・のですが、ここの系列の恒例なのか、半額の計算ができない
(^^ゞ
レジが商品名押すだけで金額表示されるようになっているのが裏目に出たようです。で、麺の方はやはりここ系ちゅうか、それなりにしっかりしてます。出汁がちょっと堅い感じかなあ。ワカメ、山菜、かき揚げが40円とお手軽なのがうれしい。しかし、この場所、一口で説明できんがな。あと、ここ系のゲソ天、一口で噛み切れんがな。ここで600軒目。11月に発行の『全店制覇2003』で未確認店がどっさり出てこない限り、先が見えてきたな。 |
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10月一軒目は満濃「丸美屋」。オープン早々に行った時にはまだちょっとバタバタしてたり、麺も今イチかなと思っていたら、この日はなかなか。というか、見違えるほど旨くなっているではありませんか。腰もエッジも充分。生姜とネギが別皿なのもきがきいている。改めて周囲を見渡すと、おやまあ、缶ウォーマーにカップ酒。正味一合210円はお安い(けど飲んでる場合じゃない)。卓上にはゆず酢。しょうゆうどん用ですな。ただなあ、しょうゆうどん(というか丼に麺だけ入ったの)が100円で、ワカメ赤板が乗ってるとはいえ、かけ200円は段差あり過ぎちゃう? |
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