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朝イチで「ぽんぽん」。港、工場、倉庫群のまっただ中。ここで働く人たちが気合い入れた朝食をとっている。庵治町の「大木戸」と同じだな。体使う人はトーストのモーニングじゃもの足りんでしょうけど、朝食に「うどん大+おにぎり」というのは香川独特かもしれんね。というわけで、もっと殺伐とした雰囲気を想像していたのだが、意外に清潔感があり、明るい感じ。日常の朝飯にはちょうどいいくらいの中ゴシ麺にやや甘めの出汁。薬味は思いきり卓上に置いてある。い〜んじゃないですか。 |
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三野と詫間の間に新規店あり、とのヤミ情報を得て出撃。県道沿いに「さぬき路」発見。建物はそこそこの大きさだが、店鋪兼住宅らしく店の部分はこじんまりしている。が、しかし、なぜだかここは食券制。入り口の横の券売機で券を買ってすぐ横のカウンターに渡す。どう見ても口で注文した方が早そうなのだが、こういった不条理も讃岐うどん文化のひとつだな。しょうゆうどん100円〜このあたりではかなり安い。 |
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高松中央卸売市場の「うずしお」。市場の中の関連商品売場棟にある店。ここのカレーうどんが気になっていたのである。そのつど小鍋であたためるスタイル。ほー、肉もそのつど入れるんかー。けっこうエエ肉やん。しかも軽く煮ただけで肉汁がじわ〜っとしみ出してくる。あと具はネギのみ。やっぱし、カレーうどんは出汁で溶いた方がスパイシーで旨いです。「松茸うどん」もメニューにのっかった。580円。市場だからこその値段です。天ぷらも旨い。 |
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朝イチで「がもう」。いつもながらの風景。いつもながらのうどん...なのだが、今日のはこれまでで一番固めかな。釜から直接もらう時は、若干タイミングのブレがあるんだろうな。でも美味。 |
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8月はどうしてもあんまり回れない。たまたま朝イチと夜イチに高松行く用があったので「丸山」「極東五右衛門」行ったきり。最後のチャンスの日がまた、二日酔いで腹具合不調ときたもんだ。下手すると食い物受け付けんかも、と、恐る恐る一軒目に入る。綾上「安藤」。「山越」と「池内」という両巨匠に挟まれる立地で、なんとなく見過ごしていたのではありますが。ふつうっぽい店内だが、奥に大きな釜が見える。なぜか焼うどんにこだわりがあるようだが、ここは「冷やし」をいただく。・・・けっこうエエやん。うまいがな。氷水に入った麺は固からず柔らかからず、口当たりよくのど越しよく、後口すっと消えていく。腹具合の悪い時にもこれなら食える。外の風景もエエ。一気にお気に入りに。またこんど焼うどん食べよっと。 |
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高松市内何軒か回るもさしたる特徴無し。というか、暑さで覚えてない。記憶にあるのは店のTVで高校野球やってたな...ってことくらい。で、もうこのあたりに穴場は残ってないのか・・と思っていたら、ありました。亀岡町「誠」。かの『全店制覇』には地図に点だけ。大通りから一本入った静かな街にひっそりと佇みつつ、中は満席。カウンターがちょびっととテーブルが四つか五つ。そのカウンターの端っこにねじり込むように座らせてもらう。店にただよう雰囲気から、「ここは天ぷらだな...」と察知した私。奮発して「えび天ぷらうどん」550(500?)円を注文。この海老がああた、どんぶりから両端がはみだす大きさ。しかも揚げ立て。薄味の出汁に漬かってええ香りです。周りを見渡すと、野菜天うどんと野菜天ざるが大方。これがまたナスだのイモだのシシトウだのが山盛りになって350円。セルフ店でこれだけの天ぷら取ったらそれだけでこの額になりますがな。 |
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TVでも取り上げられて何かと話題の本山駅のうどん店。某「さぬきうどん科」出身第一号の方でしたか。高校生とかの朝食需要も当て込んでか朝7時からの営業。・・・なのだが、その時間になってもなかなか暖簾が出ない。中にはいると「どうぞ」といわれる。暖簾はテーブル席のイスの上。次第に客席が埋まりはじめるが、何番目かに入った客が「こちらに」と導かれた席には依然として暖簾がおいたまま。うどんはまあ、オーソドックス。食べ終わってお勘定となるも、今度は釣り銭が無いという。数日前にTVカメラの前で同じ失態を演じたばかりなのに・・・。 |
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府中の「高橋」。『全店制覇2002』には地図に印のみ、麺聖のHPの「50音順索引」にはなぜか名前すらない。ずっと謎な店であった。「府中の里」やら「四国物流センター」やら、怪しげな巨大看板のある大きな駐車場の一角。おそるおそる中にはいると・・・おお、普通のセルフ店だ (^_^;。 かけ150円。出汁を入れたタンクに『スープ』と大書きされているのが唯一の怪しさ。適度にざらつきのあるワイルド麺に癖のない出汁。けっこう美味しかったです。怖くありません。はい。 |
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この日は初手から往生、高松駅からそう遠くないとこで、かなりイマイチ(表現変だ)の店。開店時間になっても薄暗いし、机も片づいてない。大事をとって「ざる」を注文するも、コシはないわ、出汁は平板だわ、この激戦地でよくこれでやってるわ・・・ |
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高松商業高校隣の「さぬきや」。ちょっと高級っぽい看板。平行する二本の通りを繋ぐ長いカウンターの店、なんか寿司屋さんぽいな。場所柄、昼時に集中しそうな雰囲気で、開店早々はのんびりムード。やや細めで柔らかめの麺、薄めながらしっかりした出汁。適度に洒落た内装も含めて全体が関西風。味的にはしょっぱめの「柳川」が思い浮かんだ。こういうタイプには天かすたっぷりか卵とじが合うんだよなーとメニューを見たら、「親子」ってのがあった。恐れ入りました。今度きたときはそれ、いただきます。釣り銭入れがうふふ(謎) |
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朝イチで「なかむら」。開店早々はすいてていいのだが、ややばらつきがある。昼時は混むし、かといって昼すぎるとしょっぱくなる。難儀やなあ。って、まあ、なんだかんだ言って美味いし、なにより胃腸が活性化して初手の店としてよろしいんです。 |
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県道33号にて新規店発見。名は「まるや」。店のすぐ裏は予讃線の線路。窓際をマリンライナーやアンパンマン列車が駆け抜けてゆきます。朝6時からのオープン。ゲソ天が堅かったのと卵天が固ゆでだったのをのぞけば、まずまずのお味でした。大将、どうやらS麺業の出身らしい。なるほど、新規のわりに手慣れてるわ。 |
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高松市「久米池うどん」。朝イチのためか、まだ閑散としている。名物らしい「ごぼちりうどん」をいただく。要するに細切りゴボウとチリメンのかき揚げなんですがね。衣と具2種との香ばしさの三重奏。やや鰹系すっきり出汁。量多め。 |
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この日は初手から「はすい亭・円座店」。香川でも意外に貴重な24時間店の牙城、はすい亭であります。前にも書いたけど、この店はこのスタイルでいいんですよね。コンビニタイプ。季節限定サラダうどんをいただく。トッピングはゆで卵にキュウリ、肉、トマト、レモン。ある意味「はすい亭」らしい無難(平凡)なタイプの麺がマヨネーズとよく合ったりしまして、なかなか。御飯に醤油とマヨネーズかけて食う若者に眉をひそめる私らの世代ではありますが、出汁+マヨネーズ+うどんはすんなりイケてますね。これもまた、現代の讃岐うどんでございます。 |
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某日・高松市「おしん」。うどんガイド本の老舗「さぬきうどん[うまい店めぐり]・上原富士夫著」にも紹介されている店。やっと行けました。11号線沿いパチンコ屋の奥。入ると左手にあらかじめ玉の入った丼(大と小)があるのでそれを取り、自分で温めて出汁かける完全セルフ。前評判の高い天ぷら類はまだなく、おばちゃんの「キツネが今出来だちやけん」の声に押され、キツネうどんに。一枚丸のままのアゲ。もちもちした麺。小でもそこそこ量が多い。ついでにカレンダーがやたらと多い |
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豊浜町「西端」。もうあと数歩で愛媛県、といった場所だから西端。「でこい」にいたJ君の店。なるほど、アヒルの子はアヒルです。旨味のあるいい麺です。ただ、複数証言をまとめると、まだ形状にばらつき有りのよう。この日はかなり太めストロング麺だったんですが、その分ほんのちょっと芯がありました。開店したばっかりだし、調整されていけば大化けする可能性は充分有りでしょう。朝8時からの営業もありがたい。かけ170円。期待してます。 |
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