月記12
2008年1月〜

日記だと毎日書かにゃいかんような気がしたので月記にしてみました。
日付は入れてませんが上に行くほど新しくなります。
讃岐うどん新規訪問店は店名が
赤字になってます。茶色の店名はラーメン・その他
ときおり、後から写真等を挿入することがあります
最終更新:
08.6.3
08年4月、Blog『気分の蓄話』始めました。ここよりは記述簡単ですが、更新は早いと思います。
http://sun.ap.teacup.com/tikuwa/

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2008年5月

 『世界麺フェスタ2008inさぬき』の開幕である。まあ、とりあえず朝イチ店で多度津の「辻」。もちろんかけ+魔性のちくわ天。麺が時間経ってようが、ちくわ天が冷たくコロモが見当たらなかろうが、そんなことはどうでもいい。だって「辻」なんだもん。こんな店と言ったらナンだが、こんな店でも連休には他県からの客が目立つらしい。しかもマニアではなく、ごく一般の四国旅行中の家族連れとか。いい話です。でも大丈夫かぁ?
 で、麺フェスタ会場の高松サンポートへ。まあ、なんだ、日本各地の麺(あれ、蕎麦屋さんが無いけど)やら、シルクロード周辺の麺料理やら、民族舞踊やら、四国の祭りやら、コンサートやらいろんなもんのごちゃまぜイベントなんかな。一応「麺発祥の地は中国であり、シルクロードを渡ってヨーロッパや日本に伝播したんだよ」ってことが言いたいみたいだけど、大半の客にはどうでもいいことかもしれない。何だかしらんがお祭り騒ぎの中で珍しいもんが食える、くらいの認識だろう。いやもっと、アカデミックな催しですよと主催者は言うだろうけど、その主催者にしてもイベントが成功したか否かの基準を、地域への経済波及効果あたりの数字持ってきて判断するはずなんで、他県人としてはそこに貢献できればまあいいか、と。
 さて、何を喰うかである。早めの時間に着いたので、どこもまだ準備中。それでも日本側のブースがおしなべてせわしなく動いているのに対し、中国・ヨーロッパ勢は余裕の構え。大陸的である。日本側はたぶん10時を目処に、準備の出来た順にオープンということなのだろう。
 そんなこんなでまずは、ここが一番最初に開いた「伊勢うどん」。伊勢には行ったことないが、どういうわけか高松と帯広で食べる機会を得たことがある。その時のものが、地元の人にも納得できる味であったのかどうかは分からないが、手の指ほどの太さになるまでふやかした麺に、甘いタレ。どちらも似たような、まさに世間一般で言うみたらし団子みたいなうどんであったと記憶する。今回は袋入りゆで麺を1玉づつあたため、市販の業務用っぽいタレを掛けていたが、出来合いの材料とはいえ前二回よりはあっさりして食べやすかった。


2008年4月

 朝イチで豊中の「福真」を目指すも開いてない。で、豊中「上杉」。この日も何か撮影が入っていた。なんだろう、次第に麺が固コシ系になってきているな。出荷用でなく、店で食べる用に作っているんだろうか。そうであるならばちょっとした歴史の転換点であるかもしれない。で、この日は婆ちゃんおらず、お孫さんらしき人が飲食のほうを切り盛りしていた。それもまた、一般店テイストを感じさせるし。
 豊浜「鳥越・愛」。こちらは立派なセルフ店でありながら、なんとなく製麺所タイプの麺である。このエッジのきいたゴワゴワ麺を(製麺所っぽく)醤油で食べてみたいと思うのだが、注文時にはうっかり「かけ」を頼んでしまうのだった。どうにも思いつきと思いつきの連携が悪くて往生するこのごろ。
 飯山「なかむら」。連休直前の金曜日、どの程度の行列かとバイパスの上から覗いてみたら下の駐車場にもゆとりがある。あすから始まる大行列の嵐の前の静けさかね。これは行かねば。(あわてて行って、写真忘れた)。いつの頃からなのか、完全前払い制になっていた。そら、そうだろうねえ。三代目の麺はグミ系ながら、力強さの加わった、ある意味「なかむら」らしからぬ食感。「進化するなかむら」という言葉の前には「こんなの、なかむらちゃうし」と言ってみたいのだが、これはこれで美味いから困ったもんだ。この時点で9時半。かなりのハイペース。
 坂出「どん」。坂出サティのフードコートにあるセルフ店。同店内のテナント「弥次喜多」改め「年々歳々」も覗いてみたが、あんまりうどん屋らしくないのでまたの機会に。で、「どん」。ぶっかけ240円。
 まんのう「東條商店」。出ました、久々のヨロズヤ併設うどん店。看板には「日用品・雑貨 東條商店」とある。両店をつなぐ通路には常連さんの休憩スペースも。かけ小200円+藤原屋のゲソ天90円。柔らか目の麺にあっさり系出汁。次々入るお客さんは、見たところご近所でお仕事されている方々。このぬる〜い空気の中で時間を経て麺と出汁の調和がはかられてくればさらによくなるかなと。


 高松「やまや製麺」。牟礼のR11号沿いにオープン。桜町にあった80円うどんの「さくら家」がこんなになってオープンだそうで。なんかファミレスの匂いがするな〜と思ったら、やっぱり跡地でした。かけ190円+げそ天80円。エッジとれかけのやや太麺。うどん・そばだけではもったいないかな、このスペース。
 長尾「甘露の店」。旧「ふれあいうどん・長尾店」のとこにできた店。この日はあとで「かしわ天うどん」の店に行く予定だったのだが、そのことを93%忘れて、残り7%の「かしわ天を喰う」ことだけ思い出し、ここで「かしわ天うどん」550円。ここでは普通の天ぷらうどんみたいに、うどんの上に乗っけて出てくる。薄味の透明系出汁に生姜がボン。これって個人差があるから別皿のほうが喜ばれるんじゃないかなあ。生姜好きのうどん屋さんはどの客も生姜たっぷりが好きと思いこんでいるフシがある(あそことか・・・) で、麺はやや軽めのしなやかタイプ。まあ悪くない。かしわ天は、塩コショウのきいた下味でパリッとした衣に出汁がしみて唐揚げに近い(^_^; 全体的にはよくできたうどんだと思う。
 大川「そらいけ」。7年前の夏、オープン2日目くらいに偶然発見して以来かも。(もう一回行ったかも) ここの「かけうどん230円」には餅が乗っていて、単にうどんだけ食べたい人には余計だな〜と思っていたら「素うどん150円」というのができていました。で、いただいたのは「ぶっかけ・冷」300円。ここの、口が切れそうなくらいエッジが立った強靭な粘り腰麺はぶっかけにぴったりやね。出汁も甘め濃いめ量少なめで、レモン付きという個人的に理想型。遠いのと営業時間の関係でなかなか行けんけど、全メニュー制覇したい店最上位です。
 高松「麦蔵」。「かしわ天うどん」真の目的の店。なのだが、直前の客でかしわ天終了。やむなく肉うどん。(写真忘れた) 出汁多め甘め。途中でつらくなる。めんは、まあいいんだが。もう一回行ってから詳細レポすることにします。しかしまあ、新興店の「かしわ」ブームですな。昔ながらの店は「とり天」やね。コロモふわふわの。
 飯山「まるいち飯山店」。また「まるいち」新店。ぶっかけ小260円+ウズラ串。今まで食べた「まるいち」のうどんではベスト3に入るくらいピシッとした麺。やればできるのだ。


 山本「麺工房」。肉ぶっかけにイカフライ。うどんはまずまずだったが、肉がいくらかパサパサして固めだったのが残念。飛び抜けて美味い店とはいえないが、定食屋的「こんなもんでいいんじゃない」感もあって、それなりにいい店。
 坂出「てっちゃん」。そういえば食べてなかった「ラぅどん」あっさりしょうゆ味300円。通常のラーメンよりちと太め、うどんよりちと細めの麺に薄味の和風ラーメンスープ。トッピングはモヤシとネギのみ。動物性のエッセンスは感じられない。元々ラーメンは太麺派で、博多より札幌系のほうが好みな私にはツボをつかれたような食感である。ただ、うどんと違ってなんか肉っぽい副食がないと寂しい気がする。おでんかなんか添えておすすめ。


 多度津町「辻」。昔ながらの標準的怪しい店。いつものように朝イチで製麺は終わり、じ〜ちゃんば〜ちゃんは客席でくつろいでいる。前と変わったのはカレーうどんがメニューから消えたことくらい。(そもそも、カレーうどん食べたことある人いるんかな。いたら教えて。)代わりに正油・天ぷら正油・天ぷらかけ・かまぼこかけの4品を1〜3玉での価格早見表がこっそり張られている。(なぜか、かけのみの価格はなし)この計算が、たとえば正油1玉=100円、2玉80円増し、3玉さらに90円増し(なんで2玉目より3玉目のほうが高い?)に対し、天ぷら(といってもちくわ天のみ)1本付けると2玉で70円増し、3玉でさらに80円増しとなる。天ぷらかけだと、各70円増し。この微妙なアバウトさがいいなあ。いつものように「かけ」を注文すると「天ぷらは?」と聞かれるので「一本」とだけ言ってちくわを取る。このちくわ天、コロモがあるのかないのか。その辺に天かすが散らばっているから、素揚げではないのだが・・・。おそらく讃岐で一番コロモの薄い、スキンレス天ぷらである。とっくの昔にゆで上げた麺に冷めきったちくわ天。家庭的な出汁。これをエコな塗り箸でいただく。美味い不味いは言うまい。ただ、この店の凄さを感じ取れなければ、讃岐うどんを極めたとは言えないと、恐る恐る断言してみたい。
 三野町「一」。もうそろそろ新規オープンだとは聞いていたので前を通ってみる・・・開いとるがな。どうやら本日オープンらしい。しかも開店時間」ぴったり。たぶんこの店の一番客。やっほーい(^o^) オープン記念価格でかけ100円。ご祝儀のつもりで奮発してエビ天一個をプラス。スラッとして中太のシコシコ麺にイリコとカツオの透明系香る出汁。観音寺「一」系と思われるが、そういえば昔の「将八」ってこんな味だったような。
 高瀬「いちばん」。同町上高瀬から移転オープンの一般店。かけ250円。天かすが別添えなのがちょっと高級っぽい。正直、前の店の出汁はあまり好みではなかったが、今度の店ではずいぶんと改善されたように思う。固コシ系の麺。これならまた自慢の天ぷらを添えたメニューも試してみたいな。外にもテーブルが二卓置かれ、ここで食べるもよし、食後に勝手にコーヒー入れてくつろいでもいいらしい(浄化槽の蓋の上だけど)。移転して、全体に気負いが抜けて、ゆるーい空間が出来てきたみたい。帰りに50円引きのサービス券(一枚につき五名まで可)束にしてくれた。
 高松 蕎麦「たかはし」。民家改造型の店舗だが、知る人ぞ知る名店。時期により産地を変えるそば粉、本日北海道産。タイミングが合えば本物の祖谷そばの粉をご主人が自家栽培したのをいただけるらしい。辛み大根おろしそば800円。蕎麦は噂どおり弾けるような活きの良さがあり、何も付けずに少量すすると、甘みと上品な香りが楽しめ、蕎麦そのもののクォリティの高さがわかる。ただ、初めての店で「辛み大根・・・」は選択ミスだったか。「もり」のようにツユをちょこっと付ける技も出来ないし、なにより鮮烈な大根の辛みとトッピングされたカツオの風味で蕎麦本来の味が隠れてしまったのだ。要再チャレンジである。
 高松「たあすけ」。R11号沿い「レモンハート」のあったとこかな。広島系ラーメン店。で、味はまあ置いとくとして、氷入りのコップだけ出されて水のポットが来ないんですけど。ワシはこういうとき、じっと放置してどんどん事態を深刻化させる嫌みなタイプやぞ。
 坂出「やなぎ屋」。朝早い店もいいが、遅くまでの店も重宝やね。ぶっかけ260円とおでんスジ100円。カツオに天かすにネギ、オロシ、レモン、麺が見えんくらいのトッピング。前に行ったときは若干バタバタしていたけどさすがに落ち着いた模様。「天然出汁」なせいか、かけは出汁が薄めに感じたが、ぶっかけならちょうどいいね。


2008年3月

 観音寺行って、休店中の「まり」が「ゆり」になるのを確認
 山本「福真」。かけ小170円+ちくわ天。一年前、オープン直後に行ったときは、正直出汁も麺もオペレーションもぎこちない印象だったが、再訪してちょっと驚いた。薄すぎる出汁はアッサリでシッカリな出汁に、固いだけの麺がコシのある麺に変わっていた。変わってないのは重過ぎて動かない椅子だけ。早朝からの営業なので、朝イチの店として重宝するかも。
 詫間「心」。久しぶりに行ってみた。かけ小140円+ダンゴみたいなかき揚げとのしイカの天ぷら。そういえば唯一かな、自分で湯がいて自分で吸引式湯きり機にいれる店。やや太めで無難な感じ。のしイカ天はおつまみや駄菓子にあるイカ天の衣を普通の天ぷら衣にしたようなの。出汁に沈めてすこしふやかして、噛めば噛むほど味がでる天ぷらである。
 仁尾「ふたば」。「うどん屋の中華そば」シリーズ。店内にはばーちゃんが二人いて一人は出前の準備していた。中華そば500円。このあたりのうどん店によくある、うどん出汁と鶏ガラ系スープのアッサリしょうゆ味。具には焼き豚、メンマのほか、赤板かまぼこ! まあナルトもかまぼこの一種だし、仁尾付近は鳴門海峡に比べ波も穏やかなんでね。あと薄切りプレスハム!! でも、中華そばが田舎では珍しかった頃はチャーシューの代わりによく使っていたような。まあこのルックスだけであとは何も言わんでいいでしょう。
 大野原「ふるさと食堂」。食堂といっても定食(うどん定食を含む)とうどんメニュー半々な感じ。冷たいぶっかけ270円。薄色の出汁をかけただけの麺、薬味(ネギ、生姜、大根)は別添。微妙に高級感がある。麺はエッジの立った美しいやや太麺。予想以上に美味い。西讃の田園地帯で、どうみても近所の人たち(でもあんまり近所に家無いんだが)の昼食の場であり、わざわざ食べに行くのもどうかという雰囲気だが、讃岐うどんはそんな店に限って嘘みたいに美味かったりする。ここもそうだな。


 脇町「和あさん」。最近、怪しげな店が次々と発掘される美馬地区。そんななかで、かなり普通っぽいというか、正統派タイプのセルフ店。ぶっかけ値段失念。ここの女将のおばあちゃんが香川の出身とかで、なるほど太めのしっかり麺、香り高く色も味も薄めの出汁。正統派讃岐テイストを受け継いでおられる。地元の味ではないね。讃岐からのうどん伝道師か。
 脇町「よしこの亭」。駐車場に無料バスルーム(いまだ利用者はないらしい)があるラーメン店。ラーメン以外でのその外し方がなかなか楽しい。阿波おどりラーメン650円。透き通った鶏ガラ塩スープ。具は白髪ネギ、煮卵、ワカメ、クコの実、チャーシュー(鶏肉)。あと香り付けにスダチの皮少々。全体に「阿波尾鶏」をはじめとする徳島特産品を無理なくちりばめ、あっさり上品な仕上げとなっている。仮に今「地元産品を使った新・徳島ラーメン創作コンテスト」やったら模範解答とされるだろう。同じ系統でいうと、鳴門の「辰家」と比較すると、コク、インパクトやや控えめ。


 高瀬「兄貴うどん」。前回、普通に入って大丈夫なのを確認したのでまた行ってみる。何度行っても肉まん・あんまんの店である。付近の高校生狙いなんかね、短大ターゲットじゃないわな、この雰囲気。かけ小+ちくわ天+昆布のモシャモシャ天。昆布はちと固かった。麺線は少し安定したかな。前からあったかどうか不明だが、セルフのコーヒーコーナー発見。ここでこの場面で食後のコーヒー自分で淹れてくつろげるようでなきゃ、兄貴通とは言えんのじゃろね。ワシは遠慮するけど。
 観音寺「松本」。観音寺は小えびかき揚天の本場。店ごとに微妙に違いはあれど、ご当地の甘めのイリコ出汁によく合うのである。前に来たときより微妙に内装がきれいになっているし、外装はただいま改装中。天ぷらうどん400円。丼フィットサイズの香ばしいかき揚は健在でした。あんまりメディアに紹介されないけど、隠れ名店だと思いますね。
 大野原「祖谷の庄」。暖かいのをまだ食べてなかったので、今のうちに。かけそば500円。もりそばに比べてやや太め。太めといっても祖谷で昔から食べているような太さではない。稲庭うどんくらいなもんかね。かやくはシンプルにネギ、赤板一枚に刻みアゲ。上手に、美味しくは作ってあるのだが、自分の祖谷そばのイメージと一般的そばとの中間くらいか。
 飯山「上田」。明太子ぶっかけ400円? ここもまた、メディア等にはほとんど登場しない(取材拒否?)店だが、ぶっかけ用細麺のクォリティーは非常に高い。大行列が出来てパニクっても困るが、知る人ぞ知る名店としてもっと知られてほしいところではある。難を言えばここのぶっかけはけっこう濃厚甘口出汁であり、好みの問題でもあるが、麺や他の具材と合わせると若干締まりなく感じるのだ。バランス的にもう少し酸味が欲しい。だから現行メニューでは梅のぶっかけがメニュー限定でおすすめ。オプションでいいからスダチかレモンがあるといいのだが。


 丸亀「こいこい」。今宵は某所で秘密集会。その前に道中で遅くまでやってる一般店。かれこれ四捨五入して10年ぶりくらい。そのブランクを全く感じさせない(新しく駐車場は出来てたけどね)時間の止まったままの店。天ぷらうどん500円。う〜ん、セルフだと300円までのもんじゃが。手作り感のあるプリプリ小えびのかき揚げ天が乗っている。あいかわらず量の割に丼が小さめで、いわゆるまけまけ。古き良き・・・ってやつですね。シミジミ美味い。
 高松「まるいち・木田店」。出来たもんは行かなしゃあないやろ。で、肉ぶっかけ380円(?)まあ、肉はいらんかったかも。
 高松「金原」改め「わかめうどん・おおしま」。ここで怪しいうどん集会。わー、△○先生、■×社長、江戸からの刺客、×◎△●協会の御方、某画伯、某大将、女帝、いっぱい居られる。ワシ、こういうとこ行くと、肩書きないからね。まあ、貴重なお話しいろいろさせていただいておもっしょかったです。えー、うどんはこれとかこれとか。3色のは、左から紫芋、ワカメ、カボチャの練り込み麺。もう一個は玄米練り込み麺。芋のは芋の風味がいい感じ。ワカメのはやはりコシを出す効果があるのか、しっかり麺。カボチャはちと風味も麺も弱いかね。玄米はなんか地粉のうどんっぽい。しかし、うどん人脈は奥深いね〜。

 翌朝インテリジェントパーク近くの「みやい」。野菜を摂りましょう、自家栽培野菜のしっぽくうどん290円(?)。自産自消やね。カウンター下には野菜販売コーナー。大根一本40円! じっくり煮込まれた大根、ニンジン、里芋等々。しっぽくにはちょっとへたれ気味の麺が合うよね。
 高松「栄美」。お久しぶりです。数少なくなりつつある、自分で温めるテボセルフ。かけ130円に天ぷら80円。安いなあ。以前食べたときの記憶よりやや太めな麺。イリコ香る出汁。進化する讃岐うどんの世界ではあるけれど、やはりこういう店が基本になってほしいですな。
 丸亀「丸亀」。前回の土居食堂でハマったのか、山ぶき(卵とじ)うどん400円。エノキ、ネギ、春菊、かまぼこ、梅干しなどがドンブリ満載。太めの麺にカツオ・昆布主体の出汁。
 三豊市山本「麺工房」。セルフ食堂「わが家」跡に先月オープン。ぶっかけ300円にげそ天・おでんスジ。時間的には終わりに近く、客はいない。コンディション的にどうかなと思ったが、意外にエッジの立った固コシ麺。小さめとはいえレモンもついている。悪くないですね。ここはうどんばかりでなくおかず+ご飯もの、ケーキ(同市のM堂製)にコーヒーまである。客層を絞りにくそうにも思うのだが、とにかく一度は行ってみる価値あり、ですね。


2008年2月

 高松「古奈や」。相変わらず早朝営業で頑張っておられる。ただ、朝一番で蕎麦はないらしい。かけ小にちくわ天。太さに微妙にバラつきがあるが、平均するとやや太麺。まあ、ここはある意味運送屋さんの社食でもあるわけで、腹にズドンと来るこういうタイプなのもうなずけるのである。いつも朝の出勤前ラッシュが終わった頃の第一閑散期に行ってしまうのだが、こんどは昼時に行ってみたいな。
 高松兵庫町「こんぴらや」。たまにはこういうとこ行かんとね。ぶっかけ230円。サービスタイムにつき、ちくわ天一本サービスとな。さっきもちくわ食ったところなのだが・・・。いただきます。ぶっかけにはレモンもついてなかなかよろしいね。店出て写真撮っていたら背後から声が。わ、○△るはんや。(実はこの後10日で3回バッタリ合おうとは(笑)
 高松「むらさき食堂」。高松拉麺築港(ラーメンポート)の新店。本店は小倉(?)の豚骨ラーメン店。博多のような獣臭さは少なく、バランスの取れた味かな。 
 高松「土居食堂」。ここに来たら「とじうどん」350円だね。(他のメニュー食べてないけど)あの作り置き柔らか麺に、昔の田舎風香る出汁ならではの卵とじうどん。美味いんだこれが。ただ、前食べたときは卵が細かい均質の粒状であったのが、今日のは玉子丼風。黄色と白のコントラストが眩しい。作る人によってちがうのかな。営業時間も長いので、ちょくちょく寄ってラーメンとか「もうねうどん」(謎)とか、試してみたい。あと、新聞や週刊誌、コミック置いてあるスペースに司馬遼太郎の「竜馬がゆく・文庫判第七巻」が置いてあったが、これ読んでる客、いるのか?
 高松「うどん家田吾作」。郷東の「田吾作」が塩江の里ちゃん市場「どーい屋」跡に移転オープン。脱力感あふれる看板がス・テ・キ。激戦地帯にあった前店舗に比べて怪しさ、マイペース度倍増の様子。かけ200円、前は150円でなかったかな。その前は100円だった気も。まあ、薄利多売の状況でなくなったからこのくらいは妥当かと。独特のプリプリ麺と透明出汁は健在でした。讃岐の王道うどんとはちょっと感じが違うけどなかなか美味いんですよ、ここ。


 大阪「一蘭・道頓堀店」。「秘伝のタレ」の「こだわりの味」なのに「チェーン展開」する博多ラーメンの人気店らしい。ナニナニ、『自家製生麺=日々の天候、気温、温度までも考慮した生麺』とな。そんなの讃岐の100円うどん店のおばちゃんでもやってますけどまあええか。噂では聞いていたが、味に集中するため、カウンターに投票所みたいな仕切りがあって半個室状態。アンケートみたいなオーダー用紙に書きこんで提出すると、わ、真正面からラーメン来るんだ(当たり前だが)。まあ、確かにクセがなくて食べやすい。好みの味をアレンジしやすい状況づくりもまあええかなと。ただ、「こだわりのアピール」にこだわりすぎてかえって騒々しく、味に集中できんような気もするが。
 大阪「麺屋 ひこまる 通天閣店」。大阪はミナミ方面を中心に「かすうどん」がブレーク中だそうな。「かす」とは、牛の小腸を油で素揚げし、脂を半分以上抜いたもの。これがかけうどんに乗っかっている。もともとうどんには天ぷら、アゲ等、油もんが合うのだが、牛脂の甘みと素揚げの香ばしさがアッサリ出汁にうまくとけこんで、これはホルモンの本場らしいアイデアではある。麺はまあ、柔らかめの大阪流。これで600円は安いか高いか・・・。


 酒まつり関連グッズの仕入れもあって高松へ
 高松JRAウインズ前の「生舞」。開店直後だったが若干待たされる。かけ250円、一般店でこの価格で待たされると、うどん代より人件費のほうが勝りそうでちとツライ。ネギとゴマのトッピングで出てきた。麺も出汁も前回の「大善」同様、レベルはかなり高いのである。ただ、関西風テイストがどっかひっかかるんだよなぁ〜。地元の「うまいうどん」好きな人にはもっと知られていいと思うのだが、いわゆる「怪しい名店」好みにとっては少し距離を置いてしまうのであるよ。カレー系メニューが密かに増殖中。
 市内の某新店。開店直後だったがけっこう待たされる。もう一つインパクトなかったんでもう一回行ってから。
 高松「さくらや」。番町の「めん」を引き継ぐ形で新規オープン。ていうか、店名と大将以外は全く変わらず。ということは、これまで2度空振り(開店早々の時間に行くと「まだです」と言われた)で食べられずじまいだった名物「コボ天うどん」が・・・あった(^o^) 昔ながらのアッサリ出汁と柔らか目の麺、そこに乗っかるかき揚げは薄くピールされたゴボウがふんわり&シャキシャキしてこら美味いわ。
 高松「やま家」。かなり前からある店だが『全店制覇』に載ってなかったという理由で今まで未訪問。わ、行列できとる。でも近くに寄るとカウンターに空席もある。どうしたことかというと、入り口すぐの所にレジがあって、そこで注文し、出来上がったうどんを受け取るシステム。流れがないのでそら、列できるわな。かけ130円にちくわ天。安っ。細めの麺は、作り置きながらまあしっかり。レジ横で壷に入れ湯煎されている出汁はなるほどまろやかになっている。近くに香大やいろんな事業所がある地域で、この周辺にいたら週何回か通いそう。しかし、ここの丼、どっかと同じ。
 高松「拉麺 ひらり」。洋食出身のラーメン店で、トマチリ味がウリらしいがここは一つ弱気になって塩らーめん580円。豚骨+背油+魚介出汁かな? 複雑だがとっ散らかった感じはなくうまく調和させた素直な味。なかなかいい出来だと思う・・・が、やっぱり「トマチリdeカルボナーラ」は恐い。


 善通寺「さくま食堂」。一部マニアに人気の店ぽい(笑)。食堂とはいえ、中華そば、関東だき、バラ寿司メインの店。中華そば小350円。昔っぽい薄濁りやや甘めスープ、徳島以外では珍しい豚バラ薄切り煮込み。柔らか目の麺。ある意味香川西部の典型的中華そばかもしれん。
 まんのう「木の崎うどん」。2月にオープンしたばかりの製材所付属。さすがに自前の材木をふんだんに使った店舗である。小200円にげそ天。西讃らしい太いゴツゴツ麺に、この付近独特の色濃い出汁。
 高松「壱番ヤ」。香大近くにあった宮武系の店が香西の「小麦畑」跡に移転オープン。かけ小200円(だんだんこの価格な店が増えてきたな)。イリコ風味のの薄味出汁に不揃い麺。中讃うどんの流れを堅持したタイプ。
 高松「大善」。3年ぶり。ノボリ出そうが立て看板出そうが、相変わらずうっかりすると通り過ぎそうなこじんまりした店舗。そこかしこにあるセルフ店に比べるとまあ高級一般店の部類にはいるのかな。天ぷらぶっかけ580円。ツヤがあり美しい姿態の麺、出汁は小さな猪口に入って自分で掛ける蕎麦つゆタイプ。なにより基本がブレていない。それなりの価格の取れるきちんとしたうどんである。(ツッコミどころが少ないのは個人的に辛いのだが(^_^; 天ぷら系が幅を利かせるメニュー構成だが、あの「善や」の出身と聞いて、まず納得。


2008年1月

 高瀬町「兄貴うどん」。昨年11月オープン。すごいですね、店の中からなんか剛の者が出てきそうなこのネーミング! しかも駐車場の名前は「兄ちゃんうどん」いいですね、微妙に軟化してるこのアバウトさ! で、うどんの暖簾がなかったら肉まんのテイクアウト店みたいやし。さらにはかわいげな一面もあったりするし(笑) かけ小200円+かき揚げ80円。うどんは作り置き柔らか目ながら、西讃らしいどっしりした不揃い太麺。透明系出汁と絡んで結構イケてます。横長の店舗で、カウンターの先に小さな半個室。ご馳走を食べに行くというより、「いつもの店」として存在するタイプ。慣れれば、大丈夫です。たぶん。


 丸亀「やお中村」。かけ小200円+天ぷら2個200円。安並とか一福とか同系の店が増えて、微妙な食べ比べがでけてよろしいな。なかでも「やお」のは、しなやかで柔らか目。冷たい系か、釜玉のほうが合うのかもしれない。いつのまにか数少なくなった後払いセルフがここには生きていました。
 丸亀「うどん工房 まるがめ」。土器町「さとう」跡に昨年末にオープンだが、三度目の挑戦でやっと入れた(定休日や開店時間の事前チェックは大事っす)。かけ200円、かき揚げ120円。濃いめの複合出汁にいろいろ贅沢に具の入ったかき揚げが溶けて美味。麺の方はストレートなプリプリタイプ。もう少し手打ちらしい乱れがあったほうが好きだが。歩き遍路の人は半額のサービスあり。あと、ネギの切り方がユニーク (^^ゞ
 三越「山陰の味と技めぐり」で「一福」の蕎麦。上品ぶらずムシャムシャ食うタイプかな。
 高松「渦流こってり680円。トッピングの赤味噌がポイント、少しずつ溶かしながら味の変化を楽しむWテイスト。博多風の細めんはどうも口に合わんので、これを明神そばみたいなモチモチ麺で食いてーなー(合うかどうか知らんが)


 お久しぶり善通寺「山下」。ぶっかけ250円。ほんと、ずいぶんご無沙汰。その間ずっともっていたイメージは「胃の中でなお暴れまわる太くて固い麺」であったが、今日のはそれほど極端ではなく「太め固め」といった感じ。最近ずっとそうなのかなあ。とはいえ、中讃ぽい剛麺の代表であることは間違いない。自分にとって「ぶっかけ」の定義とは(あくまでイメージとして)『丼に麺を入れてイリコの香るツケ用の出汁を少量かける。トッピングにはネギ天かすとレモンが好ましい』であり、それはどうもこの店で植えつけられたものであるらしい。最近の新店のぶっかけはどうも、ツケ、かけ、中間の出汁をたっぷり目にかけるタイプが多く、な〜んかちがうよなと思うのである。ここのぶっかけは、もはやさぬきうどんの一メニューとしてのぶっかけの基本型ではあります。
 丸亀「くうかい」。丸亀の新店がまだ開いてなかったので急遽こちらに。かけと天ぷらいろいろ。熱々のイワシ天が無茶苦茶美味い(ゲソ天はちと固い)。うどんも好みなのであるが、先の山下の剛麺+ぶっかけ出汁に比べてしまうとどうしてもインパクトに欠けるかもしれないが、その分、天ぷらの方を主役と考えれば悪くないですね。
 まんのう町の「ビストロFEU」。まんのう「長田うどん」のまあまあ近くに昨年くらいにオープン。周囲の風景にあんまり似合わないおしゃれなお店、軽くビートルズナンバーが流れ、感じいいなあ。ランチ920円。ワシかて、こんな店に行くときゃ行くのだ。見てくれの詳しくはここ参照


 正月は〜、やっぱり「香の香」。家族で行ってもたいてい座れるし、誰からも不満がでない。まあ、新年そうそう怪しさ大爆発の店目指して顰蹙買うこたあないわな。1月2日開店15分後の「香の香」はほぼ満席(奥の部屋はまだ開いてないが)。臨時バイトが主力なのか、ちょっとバタバタした感じもあるが、さすがに美味い。ただ、なんだろうなあ、元店舗にあった重厚なロケーションがなくてなんか物足りんのだけどなあ。
 85番札所八栗さんに初詣のあと道の駅「源平の里むれ」。産直農産、土産物、海鮮食堂等がコンパクトに詰まったいい感じの施設。ここは土日祝限定でテント張りのうどん屋台が出るのであった。えーと、三が日は祝日扱いだよな、たぶん。・・・やってました。昼食時間帯ではあったが、まあ、のんびりとやってました。高松の大島製麺の麺と出汁とのこと。ということは小豆島行きフェリーと同じ味なんか。う〜ん、大島のプリプリ麺が十分しんなりとなって香ばしい出汁と絡む。バザー系うどんならではの美味さ。テントの下にはなぜかスチロールの丼が似合うねい。