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レクリエーションゲーム(1)
特別養護老人ホーム
   


   
 レクリエーションは種目や内容を意味するものでない・・・と概念を申ましたが、一般的にはレク=集団で楽しめるゲームやスポーツという狭いイメージで使われているのが多いようです。



実際にレクサーにご依頼を受けるサービス内容は集団でのゲーム、歌、三味線などの1時間強のご依頼と、指導者向けのゲーム講習です。参考になるかどうかはわかりませんが、以下はこれまで活動してきた施設や、講習会でのレクの実際紹介をします。




特別養護老人ホーム
 平成8年より毎月特別養護老人ホーム蓬莱荘さんに訪問させて頂いています。20名くらいの車椅子のお年寄りを対象に1時間ほどのレクプログラムを行っています。施設実習の学生さんがいる時はスタッフとしてレク運営に関わってもらっています。
打ち合せ
 (30分)
施設スタッフさんと当方で用意したネタを見せてプログラム内容の検討、打ち合わせ

会場準備
 (15分)
会場が食堂前のホールなのでそこにいるお年寄りに挨拶とレクの告知をして参加を呼びかける。BGMをかけながら歩行器使用の方用の椅子を配置したり、車椅子の方を並べたりしていく。

開会の挨拶 一重円で囲んだ体型で向かい合う。自己紹介と今から行うプログラムの案内をしますが、喋りに季節の話題や、冗談などをまじえてリラックス感とモチベーションを高める雰囲気づくりを目的にします。

●体 操
 (10分)
簡単な歌あそびネタなどで動いて声を出して笑いを誘う。その後しっかり体を動かす「みんなの体操」などを行います。

●ゲーム
 (20分)
参加者全員が出来るシンプルで理解度や運動能力の差に影響されにくいものを選んでアレンジしたり、創作したりしています。それでもしり込みしてやらない方もいますが、そこにいて見てくれているだけでもいいことだと思っています。

●三味線
 (15分)
動いた後は三味線の音を聞いてもらいます。阿波踊りのリズムに表情も弾んで手が上がり、立って踊りだす方もいたりします。昔の古い童謡など覚えのある曲では自然と声が出て歌ってくれたりします。重度の方までも楽しめる楽器の音ってすごいものだなと思います。

歌体操
 (5分)
演歌やナツメロなどなじみのある曲に振りをつけての歌と体操です。定番は「北国の春」です。この曲は飽きる事がない名曲です。(手前味噌ですみません)

閉会の言葉 お礼とお別れの挨拶にて終了です。
□ふりかえり
 (20分
それぞれの種目での参加者の様子や、行動の観察を確認したり、自分の感想や所感などを出し合ってまとめとする。



施設体験実習として
 特別養護老人ホーム蓬莱荘さんの場合は施設の月間行事としての位置づけが第一の目的ですが、第二目的として外部からの施設体験実習の体験メニューとしての要素もあります。
大学や専門学校での福祉、保健、医療関係での介護福祉士や、ヘルパー資格取得の単位履修として。また小中学校や高校での職場や、ボランテイア体験の授業としての体験学習など月に1回のレクの日をそれらの実習者がいる時にしています。


やり方としては実習生は集団レクを運営をヘルプするスタッフとして、プログラムの打ち合わせから終了後のふりかえりまで2時間をかけて行います。僕はプログラムを準備して司会進行する役で、実習生はお年寄りの中に入って全員が楽しく参加出来るようにサポートをしてもらいます。司会の声が聞こえにくい方には耳元でわかるように伝える、片麻痺の人には動きにくい手の補助を行うなど・・・。とにかく参加者がレクの時間を短時間でも楽しいと感じてもらう為のサポートなので答えはひとつではありません


集団レクが成功する条件は・・・楽しいコミュニケーションがあり、やっていて気持ちよく、感動や一体感が味わえて有意義なものになることと考えます。やる気のあるスタッフが多ければその可能性は限りなく大きくなるのでレクの成功のカギは実習生の力にかかっているといえます。


終了後のふりかえりでは年寄りの様子や、プログラムの進め方、サポートの仕方など気づいた点を話し合っています。参加者に1時間のプログラム全部が楽しかったと感じてもらうのが目標ですが、運動能力や、理解力などその差は大きいので全部が楽しいものになるには困難です。その為ゲーム、歌、体操、踊りなど色々な種目でどれかひとつでも楽しいと感じてもらえばOKという目標で取り組んでいます。



レクリエーション実習は、専門的なレクプログラムの計画や運営法だけでなく、お年寄りとのコミュケーションづくりや、動作の援助方法など学べる場になります。そして何よりもお年寄りにとっても実習生にとっても楽しく有意義な時間となることで施設実習に欠かせない場面になってきたようです。そんな集団レクは施設実習のメニューとして希少価値があると思います。



さかなつり 風船つき パラシュット体操 風船バスケット
招き猫的いれ サッカー 箱の中身は 墓参りゲーム
豆つかみ 歌体操 小学生とのレクダンス
さかな釣り 子供には定番のゲームです。次々ページにて詳細を照会しています。
風船つき 大きい風船だとよく飛びます。
パラシュット ニュースポーツ用品です。
風船バスケット 洗濯干しに風船を投げてのせていくのですが・・・
墓参りゲーム 墓参りを模倣したH19年8月のニューゲームです。
豆つかみ 節分のゲームです。数回つかんでその重さを量ります。
歌体操 演歌や懐メロなどの曲に振りをつけて体を動かします。詳細は別ページにて
レクダンス 毎年の行事となった地元の小学校の施設体験での運動会でのレクダンスです。



デイサービスにて
 午後はデイサービス利用のお年寄りの集団レクです。訪問活動をさせてもらうようになった12年前は元気な方が多かったのですが、制度の改正以降今は要介護度の高い方が殆どになっています。理解力や運動能力も様々で全員が楽しめるプログラムを提供するのは難しいものです。

例えば競争系のゲームだと運動能力差の少ない偶然性の高い要素のあるものを、更にはある程度運動量のあるものをという希望にて内容を検討します。いくつかのネタを準備して当日のスタッフの職員さんと相談をしてプログラムを決めて実施しています。
恵比寿大国俵入れ 新聞すもう 俵送り 太巻づくり
棒風船キャッチ 孫の手ゲーム グループ対抗ゲーム 三味線歌
恵比寿大黒俵入れ 2チームの対抗にて各チームの顔シートに福俵を投げ入れて数を競う。
新聞ずもう 新聞紙に2つの穴をあけて頭で引き合い破れたほうが負けとなる。
俵まわし もの送りゲームと同様に俵を送る
太巻きづくり 節分行事でのゲーム。太巻きづくりの模倣あそび
棒風船キャッチ やり投げのイメージで風船を投げてキャッチする楽しい運動。