カヤック 那賀川

カヤック


カヌーの知識も経験も全くない素人が好奇心でダッキーを買って何度も危険な場面に遭遇しながら覚えていった川下りでした。ダッキーに慣れえくるとカヤックに乗りたくなって「リバーカヤック大全」をテキストに基本を練習していきました。地元のBGカヤックスクールさんにロール練習が教わったのがきっかけでダッキーズメンバーもカヤック(ポリ艇)を購入するようになり自立していきました。
 
初めてロールが出来た時の瞬間を今でも忘れません。小さい頃初めて自転車に乗れた時の感動をまた味わえた気分でした。嬉しいことは人にも伝えなければならないのでひとりが出来るとその人がまたひとりに教えていく。こうしてダッキーズメンバーと毎週鷲敷で練習。しかし流れのない静水でのロールが出来ても実際に使うのは瀬のある所。上下左右に揺れる流れの速い流水ロールは上手く起き上がれず、何度か失敗して沈脱して苦しむうちに出来るようになりました。ひとつのスキルが出来るようになる喜びと次のスキルへの課題が生まれてくる。こうしてメンバーらは更にカヤックにハマッていきました。

フネと一体になって漕げるようになるという事がカヤックの面白さ。波の上に乗っていくダッキーと、波に潜りこむカヤック。水面下の動きが出来ることで様々なスキル課題が多いカヤック。ダッキーと違ってデリケートで素早い操作が要求されますが、努力が結果になって現れるのが面白い乗り物です。

ロール練習
セットアップの体勢で 水中ですいーぷストローク 頭は最後にして 大きな動作で起き上がる



エントリーがラク 大歩危・国境の瀬 小歩危・二段の瀬 木頭
サーフィン エンダー ロール
スラローム艇 カナディアン艇 まな板にもなります ドキドキ初カヌー





ダッキーとカヤックの違い

 
ダッキーからカヤックを始めてみたい方への参考のひとつとしてダウンリバー用のポリ艇とダッキーの違いを比較しました。


 ダッキーの長所
 @オープンデッキなので初心者でも乗りやすく、転覆してもリカバーが簡単でわかりやすい。
 A安定性がいいのですぐに川下りに漕ぎ出せる。
 B2〜3人で乗れるのでコミュニケーションする楽しさや、一体感が味わえる。
 Cコンパクトに丸めて収納できるので保管場所、運搬には困らない。

 D年齢、性別、運動能力があってもみんなで楽しみやすい。

 ダッキーの短所
 @準備(セットアップ)、撤収に時間がかかる。
 Aパンク、裂傷、バルブからのエアー漏れ、ゴムの劣化などトラブルを生じやすいので使い方やメンテナンスに注意が必要。

 B風の抵抗をもろに受けやすく向かい風だと進まない。また川の遡上も困難。
 C動きが緩慢で小回りがききにくい。
 D中古が少ない。値段も高い。

 Eロールが困難な為、大きな瀬で沈するとつらい。フネから離れると危険リスクも高くなる。


 カヤック(ポリ艇)の長所
 @準備や撤収が簡単で早い。
 A瀬あそびなど様々なムーブを習得する楽しさや目標が出来る。
 B風の抵抗は少ないので向かい風でも快適に進める。また細かい動きで遡上もしやすい。
 Cトロ場の多いツーリングもダッキーよりもにラク。
 D準備、撤収の時間がかからず、メンテナンスもラク。

 E中古も多く、値段も安い。
 
F動きが機敏で、見ていてもカッコいい

 カヤックの短所
 
@初心者には難しい乗り物。慣れるまでに練習が必要。
 Aロールやブレスなどのリカバースキルを習得しないと急瀬のある川下りは困難。
 B保管場所にかさ張る。小型の車だと運搬に専用キャリアが必要。
 Cホワイトウオーターでの沈は、怪我のリスクが高くなる。

 
D年齢、性別など運動能力に影響するので誰でも一緒には楽しみにくい。



  

 
初心者がカヤックから入ると慣れるまでが大変で、川下りを楽しるようになるには練習と忍耐が必要です。けれどダッキーから入るとすぐに川下りが簡単に楽しめるのですが、基本操作や川の知識のない為怪我や人命の危険に遭うリスクがあります。初級レベルでは経験者と一緒に川の流れや、構造、自分の身を守る安全面での学習が必修です。初めはダッキーで川下りの面白さを覚えて、カヤックがやりたくなってきたら始めるのがいいかと思います。基本は出来るので不安も少なく上達もスムーズかと思います。ただしロールの壁を越えるまでは苦しい練習に耐えねばなりませんが。

ダッキーは川下りの楽しさをすぐに味わえるので、仲間や、家族など皆で楽しむレクリエーションとしては格好のフネです。 カヤックは様々なムーブの可能性がある乗り物で、乗馬や、スキーのように個人で技術を高めていくスポーツ的要素が強いフネです。