あんたが恋しくて
あんたの ここが 恋しくて
涎を垂らし 貪りつく

  悩ましげな音を立てながら
舌で口唇で指先で愛撫するから

喉の奥まで貫いて
息も出来なくなるくらい
あんたの 熱いもので埋め尽くして

『あんたが 欲しい』
                  ―喉まで―