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![]() 三方コンクリート製標準のアユ養殖池(水深1.2mくらいで容量130トン程度)です。 形は、正方形の四隅を少し切った不等辺八角形が多いようです。 ストレスをかけないように一定方向に流れをつけ、 同時に溶存酸素を高める為に、バーチカルポンプや水車が用いられています。 防疫のひとつとして、鳥害を防ぐため、池全体をネットで覆っています。 日長を調節する目的で、ナトリュウム灯の設備も必要になってきます。 餌を手で撒くのは大変なので、自動給餌機を設置、省力化しています。
代表的な池の模式図を示します。
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蒸気は、重油ボイラで作ります。とても大飯食らいなんです。一日に1kリットルは平らげます。
冷水病は温水処理が良いということで、蒸気ボイラを設置して、水温をコントロールできるようにしてありましたが、これがとんでもなく悪い(他のページで解説)結果を招きました。それで最近は使用していません。現在の琵琶湖産種苗の悲惨な状態は、この温水処理のせいだと言っても過言ではないと、養殖業者は考えるようになりました。生き物はほんとうに難しいものですね。
黒い電線は、下のような分電盤に繋がっています。この分電盤からいろんな機械に配電されます。 このように電気はスター型配線をして危険分散をしています。安全のため、各配電設備は二重にしています。 また、各スイッチには警報装置を組み込んであります。異常が発生すると、警報がなり、メイン配電盤のランプが フリックします。一定時間経過しても異常が続くと、信号が送られます。携帯電話にも、自宅にも緊急事態を 知らせる電話が入るようになっています。 下の写真は、非常用発電機です。停電を察知すると、1分くらの確認遅延をとり、自動起動し電気を 供給します。
▼配合飼料は、基本的には飼料メーカーから下の写真のような「紙袋」で供給されますが、配合内容が合法(飼料安全法などの法律があって厳重に管理されています)であれば、特別注文飼料を打って(餌は「打つ」と言います)もらえます。各経営体とも、研究をして良い魚を作るためそれぞれ工夫を凝らしています。
餌を紙袋から取り出し、いろんなサプリメント(ビタミン剤、ミネラル、栄養補助食品)を攪拌機に入れて混ぜます。
餌は、スケールホッパーで計量します。(これを作ってから随分楽になりました。)↓
そして、台車に載せて自動給餌機に入れます。(パソコン同様自作ですが、若い頃の作品ですので、かなり下手です。)↓
セットされたタイマーとリレーによって時間がくると給餌されます
↑各池には自動給餌機が座っています。写真中、タイマつまみがついた銀色の四角い箱がそうです。
↑写真手前の水面に餌を撒いています。水の色が少し黒っぽくて、魚が水しぶきを 上げているのがわかるでしょうか?
▼同じく給仕中の池です。
給餌が終わる頃になると、飼育水の溶存酸素が極端に低下します。餌を食べることによって、魚の酸素要求量がぐんと多くなるからです。このままだと、消化不良や、極端な場合斃死します。この時に威力を発揮するのが、液体酸素です。液体酸素を気化して、池の中に送り込んでやります。
↓気化器
↓全体
池に上がるときは、常に手足の消毒をします。手は、アルコールに消毒液を混ぜてスプレーします。
足は、踏み込み槽にカルキを入れています。勿論場内は、消毒をしない人の出入りは厳禁です。 近年薬事法の適用が厳密になって、消毒液は医者でないと売れないと言われました。人間以上に、魚は防疫を厳密にしなくてはならないので、困っています。写真は、商品名「ヒビテン」という、手足、傷口、手術用具の消毒に一般的に用いられる消毒液。(昔は、クレゾール石鹸液で消毒していましたが、臭い上に消毒効果が少ないのでやめました。)
下の写真は製氷機です。 この氷で、氷水を作り、魚を〆ます。氷水の中には、ビタミンや塩などを添加することもあります。
〆た魚は、重量選別機にかけられ、重さによって大きさを仕分けしてゆきます。(詳細は、出荷のページにあります)
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