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Q: 養殖アユを近所のスーパーで買いました。子持ちアユではなくて、若アユを買ったのですが、白子が入っています。どうしてでしょうか? |
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A: 春に出荷される若アユは、通常12月に琵琶湖産稚鮎や人工種苗を池入れします。稚鮎も個体差があり、早く大きくなるものがあります。これを養殖場ではトビといいます。アユは一年魚で季節を日長によって感じ取っているようです。ですから光にとても敏感です。養殖をしていると、トビなど一部成長の良い個体は、冬にはかなりなサイズになり、すでに性成熟をはじめるものがいます。それらの早熟個体は春になると、精子をたくさん持つようになるのです。ですから、異常なことではありません。自然界では、冬場にそれほどの成長はありませんから、成熟の早い固体は極端に少ないようです。 海産稚魚などは、2月に池入れしますから、自然日長だと日が長くなる方に向かうので、 春に性成熟することはありません。湖産アユや人工種苗も遅い時期に池入れする場合、春に白子を持つことはほとんどありません。魚体の大きさにも少し関係しているようです。 養殖場では稀に、白子だけでなく、マコ(卵)を持つ個体も出現します。白子を持つ率よりははるかに小さいものの、ある程度出現します。(雄の方が成熟が早いようです) 人工種苗などでは、卵を産ます時期を調整します。これは、電照によって一日の日の長さを調整することによって可能です。水温変化をこれにプラスするとより高度に制御できます。 |